それは誰かの笑顔の為に~中年会社員武術家が演武会の参加を続ける理由

創造と工夫、心に明かりを
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さて、
人前で何かをすることは非常に緊張します。それが自分の得意分野であってもです。中年会社員武術家JunoIwamiにとっての演武会がそうです。

その苦手意識のため、始めは積極的になれなかった演武会ですが、今では抵抗感なく参加できるようになったのには理由があります。

今回は、実際に演武を行った時に感じた驚きと感動について話します。

●1.笑顔と拍手と驚嘆と
●2.誰かの笑顔を呼び起こす喜び

参加を渋っていた演武会に出るするようになった理由。それは一歩踏み出した先にあった価値観が、私に勇気をくれたからです

<<●1.笑顔と拍手と驚嘆と>>

自分の演武が終わり、拳を収めます。
少し乱れた呼吸を直そうと息を吸った時、耳に音が入りました。

拍手です

私にはあまりに縁のなかった「自分がやったことへの評価」が音となって耳に響きます。

観客席を見ると、笑顔の人達がいます。
私に向かって笑顔を向け、拍手をしているのです。

中には驚いている人たちもいるようです
動きの鈍そうな私が予想に反している事への驚きだったようです。

控え席に戻ると、他の参加者からも声が掛けられます。
皆が笑顔です

私の顔もほころび、次の人を送り出します。

この人たちに笑顔をもたらしたのが、自分の演武なのか
そうと思うと自然と頭が下がりました

心が温かくなり、緊張に強張っていた顔も笑顔になります。
何だかんだと言いながらも練習してよかった。
演武会に参加してよかった
そう思えたのです。

<<●2.誰かの笑顔を呼び起こす喜び>>

あまり積極的に何かに参加するという事がなかった私にとって、演武会でもらった笑顔と拍手は衝撃的でした

私の行動が、誰かの笑顔や喜びに繋がる。
私は、それが嬉しい事であると知ってしまいました。

この事実は大きな驚きでした。

そしてその驚きは、新しい視点を追加してくれました
それは私の行動が誰かの感情、特に笑顔を呼び起こす事への喜びです

それ以来、演武会には出来るだけ参加するようにしています。
もし私の演武を見て、何かの希望を見て、それがその人の笑顔が繋がれば、私のやったことに意味はあるのだと、そう思えるようになったのです

この考え方は演武以外にも波及し、いまでは自分の行動原理の一つとなりました。
「それは誰かの笑顔のために」
そう思うとちょっとやそっとの辛い事なら頑張れるのです。

<<一歩踏み出した先にあった価値>>

自分の演武を披露しようとした演武会で、私はもっと心の根幹にあるものを演武会にいる人たちから貰いました

それは自分に向けられた笑顔への喜びであり、自分が誰かに何か出来るかもしれないという可能性です。

自分のデメリットばかりを考え、枠から出なかった頃の自分では考えられない事でした。

演武会参加という一歩踏み出した先にあった新しい価値観。
自分を変える行動が、また一つ嬉しい事をもたらしてくれたのです。

追記 初めから好きだったわけではなかった演武

率直に申し上げて、以前はそれ程演武というものに積極的ではなかったのです。
だからこそ、ここまで好きになったことに意味があるのだと思っています。
かつては演武が嫌いだった?~中年会社員武術家が演武に積極的でなかった理由
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<目次>
▼はじめに
●「演武」って何?~そんなあなたへ中年会社員武術家が取り組みと 目的を紹介します

▼演武の種類
●演武って結局何するの?~実際に大会に参加した中年会社員武術家が一人でやる演武の内容を説明します

●集団が魅せる演武の美~規律が生む演武の美しさをたっぷりお聞かせしましょう

●分かりやすい演武はいかが?~二人一組でやる演武は迫力と連携に瞬きを忘れます

▼個人的な経緯
●かつては演武が嫌いだった?~中年会社員武術家が演武に積極的でなかった理由

●それは誰かの笑顔の為に~中年会社員武術家が演武会の参加を続ける理由

▼演武会の楽しみ方
●「見て楽しむ」中国拳法~演武者との一体感を得る3つの取り組み

●演武会に行くのは初めてかい?~では、日本古武道演武大会に行った時の「どよめきと驚き」の話をしよう

●日本古武術の演武が見たい?~私なら日本古武道演武大会を楽しみに待ちます、2月開催ですけど!
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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す  岩見より

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