かつては演武が嫌いだった?~中年会社員武術家が演武に積極的でなかった理由

創造と工夫、心に明かりを
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さて、
人前で中国拳法や武術を発表する事は演武、または表演と呼ばれており、中年会社員武術家JunoIwamiもそうした取り組みに参加しています。場合によっては有給休暇を取ってまで大会に参加するほどです
しかし、ここで白状しましょう。
かつては「演武などやりたくないし、人前でやるのは嫌だ」と考えていました

今回は以前の私がなぜ演武をやりたくなかったのかについて話をします。

●1.目的~私のやりたい事から外れる
●2.性格~晒し者と恥ずかしさ

やりたくない理由を書き出して明らかにしておくと、心の中の「演武は何となく嫌だ」を検討する事が出来ます。

本当に拒絶に値する事なのか?
検証の結果やっても良いと変更になる事ないか?

上の理由が覆されたからこそ、演武に対して抵抗感を持っていない今の私がいます。

<<●1.目的~私のやりたい事から外れる>>

私にとって武術は「護身」から始まりました
直接的間接的に振るわれる暴力を自分自身の力のみで対処し反撃するための手段です。

そのため私にとって武術は「命綱」に等しいのです。
その取り組みを、人に見せる必要性が感じられませんでした。

私にとって武術は「秘するもの」です。
危機的状況に出会ってしまった時、躊躇も容赦もなく、そして気付かれずに対処しなければ次の瞬間には我が身に危険が迫ります

こうした状況を想定した場合、不特定多数の人に技を見せる「演武」は、自分の持つ技をばらし、リスクを高める愚行にしか思えなかったのです。

このように演武をすると言う事は、私にとって武術をやる目的(護身的要素)に真っ向から反対する取り組みだったのです

<<●2.性格~晒し者と恥ずかしさ>>

演武をするという事は「人に見られる」と言う事です。
どのような理由や経緯があっても人に見られ、そして比較されます。

対人関係にひどく苦手意識を持っていた当時の私は、人に見られ、比較されるという行為に過敏な反応を示していました
「人前に出る=晒し者」この図式が頭の中にこびりついていたのです。

こうした心境になる理由の一つとしては、未熟な技術をさらす事への恥ずかしさや恐怖心がありました

「別にそこまで他人は私を見ていない。自意識過剰だよ」
そう考えようとしても、人の目がこちらに向いた瞬間に湧き上がる恐怖は、もはや反射的な物でした。

明確な理由は無くても、条件反射的な恐怖心であっても、そんな晒し者となる状況をわざわざ自分から作る理由が、やはりどうやっても見つからなかったのです

<<様々な面で楽しませる中国拳法>>

他にも小さな理由を上げればたくさんありますが、こうした理由により、演武にはあまり積極的ではなかったのです

このような私が今の様に「いいですよ」と演武をするようになるのですから、人は分からないものです。

今に至る途中には、自分で検証をしたり、(半分)強制的に演武会に参加させられたりもしました。
そんな中での心境変化が、今の「演武に抵抗感のない私」を作っています。

中国拳法に取り組むとき、私のように寄り道をしながら演武も武術も楽しむ人もいれば、演武に専念する人もいますし、武術としての取り組みに邁進する人もいます。
そうした人たちを総じて楽しませてくれるのが中国拳法の懐の深さだと感じるのです

追記 その後のJunoIwamiの演武価値観

その後の中年会社員武術家JunoIwamiがなぜ演武をするようになったのか
その理由の一つがここにあります。
それは誰かの笑顔の為に~中年会社員武術家が演武会の参加を続ける理由
「演武」の関連記事はこちらです
<目次>
▼はじめに
●「演武」って何?~そんなあなたへ中年会社員武術家が取り組みと 目的を紹介します

▼演武の種類
●演武って結局何するの?~実際に大会に参加した中年会社員武術家が一人でやる演武の内容を説明します

●集団が魅せる演武の美~規律が生む演武の美しさをたっぷりお聞かせしましょう

●分かりやすい演武はいかが?~二人一組でやる演武は迫力と連携に瞬きを忘れます

▼個人的な経緯
●かつては演武が嫌いだった?~中年会社員武術家が演武に積極的でなかった理由

●それは誰かの笑顔の為に~中年会社員武術家が演武会の参加を続ける理由

▼演武会の楽しみ方
●「見て楽しむ」中国拳法~演武者との一体感を得る3つの取り組み

●演武会に行くのは初めてかい?~では、日本古武道演武大会に行った時の「どよめきと驚き」の話をしよう

●日本古武術の演武が見たい?~私なら日本古武道演武大会を楽しみに待ちます、2月開催ですけど!
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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す  岩見より

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