霧が峰キャンプ4~撤収作業は駐車場への荷物運びが大変だった(2021年7月長野県3日目)

今までのキャンプで一番体力を使った撤収にお疲れ気味の岩見です、ごきげんよう

2021年7月、霧ヶ峰キャンプ場での2泊3日のソログループキャンプ。
いよいよ最終日(3日目)です。

(これより前の霧ヶ峰キャンプの各記事へのリンクはこちらです。)
1日目前半
1日目後半
2日目

霧の立ち上る朝、食事や雑談でまったりすごしたあとは撤収作業。

テントやタープをたたみ、荷物をまとめるところまではスムーズにいきました。

しかし問題はそのあと、荷物を駐車場まで運ぶのが心底大変でした。

たかが150メートル程度と思いましたがなかなか侮れません。

点在するテントやタープとロープの間を縫うように運び出すルートはそれだけで疲れます。

地面の凹凸にはまって荷物がひっくり返らないように気を配り、急な坂道を登ってようやく駐車場。

これを4往復くらいしたかな
車に積み終わる頃にはぐったりしてました。

まあ、これはこれで3人がかりの協力プレイが冴えてました。
まるで部活のようなノリで楽しかったです。

今回はそんな撤収作業の様子を中心にご覧下さい。

目次

霧ヶ峰の名の通り~霧にけむる朝

朝4時30分、起床。
静かな朝を迎えました。

しばらく空を見ながらしずかて時間を過ごします。
前日の騒がしさがウソのようです。

5時18分、霧が出てきました。
霧ヶ峰の名称はここからきているのかな?

昨日の朝にはなかった霧が幻想的な雰囲気を醸し出します。
(そういえば、前回行った瑞牆山キャンプでも最終日は霧の朝を迎えたのでした。)

霧の立ち込める朝
霧ヶ峰の朝は冷え込むこともなく快適です。

自分たちのペースですごす朝時間

朝食にします。
お湯を沸かして味噌汁をつくる。
ゆずわかめ味噌汁は爽やかな味わいで美味い。

冷凍食品のチャーハン(半分)。

食後はアールグレイの紅茶でチャーハンの油分を緩和する。
実に優雅。

太陽が登り気温も上がる。
日陰に移動しないと暑いくらいです。

撤収作業は反省と成長の自覚の繰り返し

撤収作業を始めます。
いつものように寝袋などを乾燥させつつ、小物やらなにやらをまとめて荷物に入れていきます。

良いペースでやっていると思ったのですが、それでも2時間弱の時間がかかりました。
もっと早く作業を終わらせるためにどうすればいいか、反省しつつ荷物を置きます。

それでも以前までの自分に比べれば段取り良くやっていることも感じました。

撤収作業だけの話ではないですが反省と成長の自覚を繰り返しながら楽しめればいいですね。

150メートル先の駐車場までが、とてもつなく遠い

本記事のメインイベント、駐車場までの荷物の運搬作業の始まりです。

3人分の荷物を駐車場まで運びます。

たいしたことないだろう、となめてました。
これが思った以上に大変だったのです。

たかが150メートル、その運搬はなかなかに大変で駐車場までがとてつもなく遠くに感じました。

「静かな環境の」の真の意味を身をもって知る

“その時までわたしは知らなかった、紹介分にある「静かな環境のキャンプ場」の真の意味を”
思わずこんなモノローグをつけたくなるくらい大変

結局、静かな環境をつくっている要因のうち2つが
「駐車場とキャンプ地が離れている」
「キャンプ地への車の乗り入れ禁止」にあります。

初日は平日で人がほとんどいなかったため、車の乗り入れなど出来なくても受付横にある荷台(大八車)に荷物を載せて運搬が出来ました。

しかし休日は違います。
人が多く、そこかしこにテントやタープが張られているため大きな荷台(大八車)を使うことが出来ません。

そんな状態で150メートルほど離れた駐車場まで、えっちらおっちらと3人分の荷物を運び出す。

(その道がどれだけ大変かというと、あろうことか写真をまっっったく撮っていなかったという事実からお察しいただけるとありがたいです。
そのため、この項に関してはここ数日で撮影した写真を使います。
どうぞ皆様、イメージを膨らませてご覧ください。)

凹凸のある道を、曲がりくねった道を、坂のある道を

嵩張り、重さのある荷物を延々と運ばなければならない。

そんなこと初日に思うわけないじゃないですか。
もう本当に大変でした。

私がもってきた小さなコロコロの上に荷物を重ね。
それ以外は手で持って運ぶ。

短い距離ですが急な上り坂になっている駐車場手前は3人でのバケツリレー体制で運ぶ。

車への積み込みは任せて、わたしは残りの荷物の運搬に再度突入…

3人の連携や道具(コロコロ)がなかったら坂道を上りきれずに挫折していたかもしれません。

実際、他のグループの人たちを観察すると荷物を倒してしまったり言い合いをしていました。

こうしたキャンプ場のデメリットともいえる面を把握した方が良いと感じましたね。
楽しんだキャンプが最後の撤収で台無しになりかねません。

周りの人たちが撤収作業を進める中で、そんなことを思っていました。

作業が終わり2泊3日を過ごした場所を眺めます。

思ったより広々と使っていたようです。
これも平日入りしたおかげでしょう。

ありがとうございました。

帰路~東京へは207キロ

駐車場のそばにあるトイレに寄ってから帰路へ。

霧ヶ峰キャンプ場の入り口は車で来ている人で渋滞状態です。
これって、これからキャンプを楽しむ人たち?
今日は日曜日で明日は月曜日なのに気合入ってますね。

東京までの距離は207キロメートル。
結構距離があります。

途中の休憩をはさんで3時間程度の帰路。

それにしても雲がきれい。
まさに夏という気がします。

この雲をこの空気を、また来年味わうことが出来るのでしょうか

もしできるのならそれはきっと幸せなことでしょう。

途中「双葉サービスエリア」に20分ほど

そして「談合坂」にも15分ほど休憩に寄って

ようやく自宅に到着しました。

片付けてまた次回の想像を膨らませる

家に着いたらキャンプ道具を片付けます。
食器を洗い、ベランダで道具を一通り干す作業の始まりです。

いい感じに晴れているので作業をしていても気持ちいいです。

使っていたイスやコットの湿気も取り除いていきます。
14時前にはテントや寝袋を干し始めたので夕方には乾くでしょう。

食事用の容器やジップロック、テントに使ったロープなどの小物も一通り片付けます。

丁寧にかつ手間をかけずに効率的に、手を進めていきます。

ふと、今朝の状況を思い出す。

霧の風景はいつ見てもいいものです。
そんな景色をまた見られたらいいな。

次回のキャンプに備えながら、想像を膨らませる。
ある意味「いつもの楽しみ(妄想と空想)」を満喫しながらキャンプを終えようと思います。

関連リンクです

内部リンク

<1日目>
霧が峰キャンプ1~高速道路の入り口封鎖など旅の過程そのものが楽しい(2021年7月長野県1日目前半)
まさかの高速道路の封鎖からはじまった今回のキャンプ。そのことがかえってこれからの楽しみを予感させました。

霧が峰キャンプ2~ビーナスラインドライブと車山肩ハイキング(2021年7月長野県1日目後半)
今回のキャンプでもっともはしゃいでいた時間。これぞ高山キャンプという景色を車と徒歩で楽しみました。

<2日目>
霧が峰キャンプ3~静寂が好きなソロキャンパーが活気あふれるファミリーキャンプ場で過ごした日(2021年7月長野県2日目)
多くの人が集まりすぎて騒がしい雰囲気となったキャンプ場。静けさが好きなわたしは自分のやることに集中して楽しみの幅を広げることでペースを保てました。

<3日目>
霧が峰キャンプ4~撤収作業は駐車場への荷物運びが大変だった(2021年7月長野県3日目)
霧が立ち上る朝、優雅な朝食のあとは撤収作業。その撤収作業は思った以上に大変でした。

<まとめ記事>
霧が峰キャンプ5【まとめ記事】美しい高原はハプニングさえも楽しく味わえました(2021年7月長野県)
振り返ると初日から最後までいろいろとありました。それでも最後には笑って「また次へ」と言える高原キャンプのすばらしさ。
おまけとして「ハム1.5キログラムを焚火で炙りたかった」と「蚋(ブユ)に刺されてエライ痒かった」も追記しています。

外部リンク

<お世話になります>
霧ヶ峰キャンプ場

キャンパーさんによる霧ヶ峰キャンプ場の紹介(わかりやすい!)

<車に乗って高原へ>
ビーナスライン(公式)

夏の高原を走る!ビーナスラインの絶景ドライブルート

車山肩(くるまやまかた)

<高原ドライブの爽快さ~ビーナスラインの参考までに>
4K映像 絶景ドローン空撮「初夏のビーナスライン 霧ヶ峰高原」癒し自然風景

<お買い物はこちら>
・いちやまマート諏訪店

〒392-0015 長野県諏訪市中洲3588-1
営業時間 朝9時30分~夜9時
店長からひとこと:味・品質・価格・安全性そしてサービスにこだわったワングレードアップした店づくり、また、お客様の毎日の生活にとってなくてはならない「オンリーワン」の店づくりを目指してまいります。ご奉仕品を多数取り揃えて、従業員一同、皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

・西友諏訪城南店

所在地 〒392-0021 長野県諏訪市上川2-2062
営業時間 24時間営業(※一部を除く)年中無休

<キャンプ場近くの日帰り温泉としていかが?>
・霧ヶ峰の温泉宿・ヒュッテ霧ケ峰

日帰りにて利用。入浴料は500円。14:00〜19:00。
土曜は混み合うので14時に来たほうが良いとのこと。