ハワイ島では広い空と想像を超える暑さが迎えてくれました〜2018年6月ハワイ島旅行記1日目a

出発の日

初めてのハワイ島行きにワクワクが止まらない岩見です、ごきげんよう。

2018年6月8日22時、成田空港からハワイ島に出発です。
フライト時間は約7時間。
寝て起きたらハワイ島に到着という算段です。
着いた当日から遊ぶ気満々なタイムスケジュールに興奮が隠せません。

そんなわたしを迎えるのは
天空より放射されるまばゆい太陽光
そして溶岩の名残が広がる大地!
まさにエネルギーのみなぎる島、ハワイ島でした。

今回は日本を出発してからハワイ島到着してホテルに着くまでの様子をお送ります。
ただハワイ島に立ち、宿泊施設まで行くだけの行程でも、感じることや思うことはとても多いものでした。

目次

ハワイと日本は19時間の時差があります

22時に成田から出発した飛行機は日本時間の朝5時にハワイ島に到着しました。

コナ空港

「おー、さすがハワイ島。
朝の5時だというのに太陽が高っいねぇ
ってなんでやねん!」
とひとりでノリツッコミを試みます。

というのも、ハワイは日本との時差があります。
その差はマイナス19時間です。
日本時間の9日朝の5時に到着ということは
ハワイ時間では8日の朝10時になります。

午前10時なので太陽の位置が高いのも当たり前です。

つけ加えると日付についての妙な感覚もあります。
もう一度出発と到着を見て見ましょう。

出発:日本時間 6月8日22時
到着:ハワイ時間 6月8日10時(日本時間だと6月9日5時)

なんで8日の22時に出発して、8日の10時に到着するんよ。時間が戻ってるじゃないのさ!
と疑問に思うかもしれませんが日付変更線を越えるのでこれはもう仕方のないことです。

到着した日こそ一日得した気になりますが、日本に帰国した時に日付が一日未来に飛ぶことで帳消しになります、チクショウ。

とまあ日付や数字上の話はさておき、実質的な時差は5時間です。
(24時間から時差の19時間を引いて5時間ということです)

この5時間が人によっては体調を変えてしまうことにもなります。
慣れない土地であったり、急な天候の変化に対応できなくなる可能性もあります。
そのため夜に出発して機内で眠り、朝に目が覚めるころに到着するというこのフライトスケジュールはとても理に適っています。

さっさと眠って元気いっぱいに遊びまわったほうがいいですよね。

それでも私は機内で寝ずに楽しもうとした

上では「眠って元気いっぱいに遊びまわった方がいいですよね」と言いました。
がしかし、私自身はなるべく寝ないで楽しもうと頑張りました。

すごい手のひら返しです。

せっかく飛行機では長い時間ひとりですごせるのです。
私は寝ない方向で動きます。

今回利用した飛行機、JAL770はシートの状態も良くて恰幅の良い私でも狭い思いをせずに座ることができてとても楽です。

ガイドブックをパラ見して
機内食を食べました。
飲み物は?と聞かれたのでブランデーを頼みました。

シートに備え付けてあるモニターは映画や音楽、ゲームを楽しむこともできます。
映画は種類も充実しており、ここ半年から1年くらいに上映された映画も多くありました。
海外の映画のほとんどは日本語字幕があり、一部は日本語吹き替えも対応していました。

映画は2本見ました。
(「悟空伝」というアクション映画と「IT」というホラー映画です)

トイレには2回行きました。
この2回のトイレタイムのおかげか、腰や足への負担は全く感じませんでした。
意外とここを我慢する人が多くて、あとで「腰が痛い」「尻が痛い」と言う話も聞きます。
3から4時間を目安に一度トイレか、適度に歩くだけでも腰への負担は軽くなります。

そういえばトイレに行く時に気づいたのですが
飛行機の後ろの方には空席が目立ちました。

聞くところによると2018年5月に始まったキラウエア火山の噴火によって、わずかではありますが観光客の流れが減っているということでした。

噴火イコール危険という認識が出てしまうこと
ハワイ島で最大の見所であるキラウエア火山周辺の国立公園への入場規制が解除されていないこと
この二つが観光客の流れに少し歯止めをかけているようです。

噴火の危険性については情報を集めていくとわかるのですが、観光に関わる危険性はないといえます。

理由としては、まず観光客が危険にさらされそうな場所はすでに入場規制がかかっていることがあります。

次にキラウエア火山の噴火の影響はハワイ島の南東部に集中しています。
私がこれから訪れるのはハワイ島の北西部です
火山とは高い山で仕切られているうえに全くの反対方向です。
溶岩はおろか、噴煙も届かないことが推測できます。

加えて現地のリアルタイム情報から
「マスクを着用している人がいない」
「空の色が火山灰を含んだような色合いではない」
「街の建築物に火山灰が積もっていない」なども見えます。

これらの状況を踏まえて、溶岩および火山灰、噴煙による危険性は「影響は全くない」ということが読めました。

国立公園への入場規制については、観光客の身ではどうにもなりませんから、そこはもう諦めて別の楽しみを選んでいけばいいと思います。

さて、空の旅に戻りましょう。
トイレから座席に戻った後は音楽をシャッフルしながら聞き流しているうちに90分くらい寝落ちしていました。

明け方、2回目の機内食を食べて
フライトマップを見ながらあとどのくらいで着くのかと期待に胸を膨らませているうちに到着です。
飛行機での旅も充実していました。

コナ空港に到着!想像以上に暑いハワイ島

日本時間で朝の5時、ハワイ現地時間で午前10時。
無事にハワイ島のコナ空港に到着です。
(ハワイ島は釣鐘を左に30度ほど斜めにしたような形をしていて、西側にコナ空港、東側にヒロ空港があります。)

<コナ空港についてはこちらの外部リンクをご覧ください>
コナ国際空港 – Wikipedia
Ellison Onizuka Kona International Airport at Keahole
Ellison Onizuka Kona International Airport (KOA) | Big Island | Hawaii

見晴らしの良い飛行場に降り立つ飛行機。
扉から出て空を見上げ

「あっづいぃ~~」
(意訳:暑いぜ、ムッチャあっちぃぜ)

外に出たときの第一声がこの島の印象を如実に表しています。

なんでしょう、この暑さ
すごく、暑い
つーか、蒸す。

オアフ島と同じくらいの気温と湿度だと思っていたのですが、肌感覚が全然違います。

地理的なものでしょうか?
ハワイ島はオアフ島に比べて南東に位置しています。
離れている距離は日本でいうとザックリ東北の北端から南端くらい離れているのですから、オアフ島と同じ気候になるわけありません。

同じハワイ諸島でもマウイ島ともカウアイ島とも違う気候
2014年に行ったグアム島には及ばないものの、日本の梅雨を思い出す湿度です。
この湿度、意外です。

そして太陽光!
オアフ島のように太陽の光をさえぎるビルも屋根もないコナ空港は上からの太陽光だけでなく、下からの輻射熱と前後左右からの熱風のような暑さに晒され、まるで全方位から太陽が当たっている気がします。

でも、あえて言います。
「これがいい!
この暑さこそがハワイだ」
どんと来い太陽光(と湿度)!
ハワイ島に降り立った瞬間から、妙なハイテンションになりました。

白くて大きいテントは入国管理棟です

飛行機を出てタラップを降り
炎天下の中を巡礼者のように歩いていると目の前には白いテントのような建物があります。

白の入国管理棟

その建物がハワイ島コナ空港の入国管理棟です。
色といい、大きさといい、形といい、まるで大規模サーカスの会場のようです。

そう、これ、こういうの見たかった!
異国の地に来たという気分にさせるこの建物!

日本や先進国にある、いかにもな見た目と快適さを保証するような空港とはかけ離れた外観がイカす!
暑さもあってさらにテンションが上がります。

入り口には日本語で「ようこそハワイ島へ」と書いてあります。
歓迎されましょう!

歓迎の看板

入国審査はとてもスムーズにいきました

入国管理棟の中に入ると空調が効いていてとてもすごしやすいです。
見た目からもっと蒸し暑いと思っていたのに意外です。
(ちなみに万国共通で入国管理棟内は写真不可なのでお気を付けください。携帯やスマホをいじっているだけでも注意されます、というかされました。)

ATMのような機械で自動化された入国審査は始めの画面で日本語が選べる親切設計です。
多少まごつくところもありましたが特にヘルプを要請するまでもなく終わり、最後に画面上部にあるレンズを見ながら顔写真を撮ります。
レシートのように細長い紙に印字された白黒の顔写真をもって窓口に行きます。

窓口では滞在期間や目的などの質問を受けていきます。

これはわたしの個人的な見解なのですが、ここでの係員とのやり取りによってその国の人々がどのような状況なのかを観察しています。
ハワイ島の窓口ではどの人たちもほがらかで明るく、それでいて職務に誠実さを感じる方でした。とても好印象です。

最後にハンコをペタンっと押して、これで審査は終了です。

さらに奥に進み、飛行機の預け荷物を受け取ります。
受け取った荷物や機内から持ってきている手荷物を金属探知機に入れてとおります。
これて一通りの入国審査工程が完了です。

すごくスムーズです。このスムーズさに驚きました。

検査がゆるいわけではないのです。
システムと人数のバランスが丁度良いので列の流れがスムーズであること
オーストラリアのように持ち込み荷物がガチガチにチェックされないこと
オアフ島のように管理(警備?)スタッフによる抜き打ち検査がないこと(わたしはなぜかこれに良く呼ばれる)

これらが重なって今まで感じたこともないスムーズな入国ができました。

トランクを転がして外に出ると目の前はバスの発着場です。

周りを見ると売店もありません。本当にシンプルな空港です。

SIMカードを買う場所がないと聞いていたのでお店は少ないだろうと考えていましたが、まさか売店そのものがないとは驚きです。
もし飲み物が欲しいと思ったらどこで買えばよかったのでしょう?

次の機会があったらもう少し落ち着いて周りを見て探してみる予定です。

溶岩の名残りをみながらバスでホテルへ向かう

さあ、次はバスに乗ってホテルに移動です。
ホテルの送迎バスを使い、空港からホテルに向かいます。
周りを見ると、空港でレンタカーを借りてゴルフ場に向かう人もいるようです。気合入ってるなあ。

バスの中から

バスから見える景色はどこも溶岩の名残りが見えて、黒々とした風景が続きます。
そしてそんな中でも空に向かって伸びる草の緑が目に映えます。
黒や赤茶の大地と力強い緑、そこに降り注ぐ太陽の光
ハワイ島が持つ彩(いろどり)がながれていきました。

東京で過ごす私にとって、なかなか見れない風景です。

ワイコロア・ビーチ・マリオット・リゾート&スパ~ホテルに到着、空の広さと開放感が印象的

コナ空港から北へ、バスに乗って40分、ワイコロア地区のホテルに到着です。

マリオットの看板

「ほー」思わず声が出ます。
だんだんと語彙力がなくなっていくのがわかります。

空が広い。建築物が低いので視界に余計なものが入らず、広く感じます。

ホテルの前だというのに妙な開放感があります。
オアフ島だとホテル周辺は高層ビルがあるので空が狭いと感じるので対象的です。
同じハワイという環境でもここまで違うのですね。

あとで知ったのですが、ハワイ島は法律で10階建て以上の建築物を建ててはいけないそうです。
宿泊したホテルも客室棟が6階である以外は2~3階程度の建物でした。

今回利用したホテルはワイコロア・ビーチ・マリオット・リゾート&スパ(Waikoloa Beach Marriott Resort & Spa)
海とプールが両方楽しめるリゾートホテルです。

<ハワイ島のマリオットホテルの情報~外部リンク>
ワイコロア・ビーチ・マリオット・リゾート&スパ ワイコロア ビーチホテル宿泊
【H.I.S.】ワイコロア ビーチ マリオット リゾートのホテル詳細ページ

マリオット正面出口

ロビーも開放的でところどころにあるイスやテーブルに腰掛けて風に吹かれて海を眺めるだけでも十分に癒されます。

ホテルについてから気がついたのですが、こうして屋根のある場所に入るととても快適です。
飛行場で感じた暑さもなく、やや強めの風が快適さを運んできます。

(ちなみに、ハワイを含めたアメリカ領への旅行で必要な「ESTA」という手続きがあるのですが、このなかの質問事項で「宿泊先は?」というのがあります。
そこに正直に上にかいたホテル名を英語で入れようとするとエラーが出ます。
どうやら「&」の文字が引っかかるらしく、この文字を抜いたらエラーは出ませんでした。
ESTAは入力項目が多くて地味に時間がかかるため、こうしたところも豆知識としてお知らせします)

時計を見ると11時50分です。
チェックインだけ済ませてトランクはホテルにあずけます。
部屋に入れるようになるは15時なのでそれまでは自由にしていましょう。

休憩するのも良し
トランクから水着を取り出してさっそくプールや海に行くも良し
出かけるのも良し、です。

わたしは出かけることにしました。
理由は簡単なマイルール「海外に来たら一番はじめに水を確保する」の実行です。

けっして、けっして目の前のショッピングモールに突撃したいとかそういうのではないですからね?

それでは、今回のはなしはここまでです。
次回は、到着当日の行動第2弾「ショッピングモールでの買い物はひたすら暑かった」をお送りします。

<ハワイ島旅行関連リンクです>

<ハワイ島のコナ空港の情報〜外部リンク>
コナ国際空港 – Wikipedia
Ellison Onizuka Kona International Airport at Keahole
Ellison Onizuka Kona International Airport (KOA) | Big Island | Hawaii

<ハワイ島のマリオットホテルの情報~外部リンク>
ワイコロア・ビーチ・マリオット・リゾート&スパ ワイコロア ビーチホテル宿泊
【H.I.S.】ワイコロア ビーチ マリオット リゾートのホテル詳細ページ