ゲートを探せ！初めて降り立ったホーチミン空港でのタイムアタック

初めて訪れる国、その空港で胸いっぱいに空気を吸い込み空気感や匂いを味わう岩見です、ごきげんよう。

「ダァーーッシューゥ！」
前言撤回、空港の空気感どころではありません。

国内線の乗り継ぎ時間を見誤りました。
のんびりする時間もなく、ひたすらロビーを移動です。

「国内線の搭乗ゲートはどこだ？」
しかしここはホーチミン空港。
初めて降り立つ地です。
どこに何があるのか全く分かりません。

目の前に出入り口のような場所はあるけど
実は出口専用らしく、中に入れません。

「あれじゃないか？」
旅慣れている友人が指を指します。
通路の一番奥に見えるエントランスの文字
そこに向かっていきます。
中に入り、左手のカベに沿って歩き、一番奥にある窓口にむかいます。

ベトナム航空の文字とエンブレムが表示されている場所を発見！
「よっし、間に合った！」

見れば指定時刻まで結構ギリギリ
並んでいる人の列から逆算すると
多分間に合うだろうけど油断するにはどうだろうという時間です。
でもここまでくればしめたもの
あとは預け荷物をやりきって一段落です。

よく周りを見ると
ベトナムの民族衣装であるアオザイを着ている女性スタッフも多くいました。
スタッフが着るアオザイは清涼感のある色合いで統一されていました。
化粧や髪型も規定なのでしょうか、統一感を持たせています
そんな人たちが笑顔とともに歩いています

ああベトナムに来たのだなあと、ようやく人心地つきました。

そのままさらに上の階に行って手荷物検査も終わらせていきます。

「ちょっとヒヤッとしたね」
「ああ、でもこんなものだよ、余裕余裕」
さすが、頼りになる友人は言うことが違います。

ラウンジをグルリと見渡すと結構人が多いです。
「人、多いね」
「うん、あー、でも見てみな。人の種類と行き先。
ほとんどがダナンかハノイにむかっている」

「ほんとだ、やはり有名観光地や、ハブ空港利用者が多いのかな。
で、ニャチャンは…少なっ！」
「でも、思ったより日本人いそうだね」

そんな会話をしながらラウンジでのんびりしていました。
もうしばらくすれば、わたしたちはニャチャンの人になるでしょう。

…と、そのまま国内線でスルッとニャチャンまでいければよかったのですが

やはり日ごろの行いが良かったのでしょうね。
なかなかに焦らしてくれました。

2017/03/29

2017/03/31