10年近く動かなかった旅行計画を数カ月で実現させた夢ノートについて

紙とペン

「いつかみんなで南のリゾートに行ってさ、なーんもしないでダラダラしたいね」
友人たちとそんな話が出たのは確か10年くらい前だった気がします。

そしてそのまま
「行きたいね」と「でもねえ」がワンセットになったまま10年くらいがすぎました。

ところがある日、不意にわたしが
「今年行こう」と言い始めました

あとはトントンと話は進み
数カ月(というか実質1日)で予定を立てて
そのまま夏季休暇を利用して
ベトナムのニャチャンというリゾート地に友人と旅行に行くことになりました。

わたしが旅行について突然行こうと言うことができた背景にはひとつの原動力となったアイテムがありました。
それは一冊の、自分が作った「夢ノート」です。

夢ノートってなに?

夢ノートとは生きているうちに実現させたいことを書き綴るノートです。

どんなことでもいいので書いていきます。

「新しくできたお店に行きたい」などのそんな生活にマッチしたものから

「宇宙に行きたい」という子供の頃の夢をそのまま書いたり

「ずっと武術とか体とか、人の心のことについて学び楽しむ生き方をしたい」と実現させたいというより、やり続けたいことを書いています。

野望ノートと言い換えてもいいですね。
いつかやり遂げるぞ!とかそんな雰囲気です。

そして書いた内容を定期的に読み返すというものです。
わたしはほぼ毎朝、このノートを見返しています。

夢ノートになにを書いて旅行が実現したのか

わたしは自分の夢ノートにこんなことを書きました。

「マウイ島に移住して、友人とホームパーティーをする」

この一文を見るたびに、何かが心に湧き上がってきていました。

どうやればできるかなあ、というポジティブな感情や思考もあれば
どうせできっこないさ、というネガティブなものもあります。

ところがある日、こう思ったのです。

「いや、別にマウイでなくても別の場所でもいいだろうし、友人とパーティーするのもなんか別の手段があるのではないか?」

この段階で10年間止まったままの旅行計画を思い出したのです。

よし
まずは友人と一緒に海外のどこかで一緒に楽しむということを実行してみよう。

少なくてもそれは「マウイ島に移住して、友人とホームパーティーをする」より
ずっと叶えやすくて
ずっと現実的で
やってみたらすごく面白そうじゃないか!

なんかとてもドキドキしてきました
ワクワクしてきたのです。

手の届かない夢だったはずのものが、急に現実味を帯びて色づきわたしの目の前に出てきました。

旅とカメラ

「まずは話をしてみよう、そこから詰めていけばなんとかなるはずだ。」

そう思い、わたしは旅行の実現に向けて話を切り出しました。

「なあ、今年さ、ちょっと一緒に海外行かない?」
一冊の夢ノート
そこに書かれた大きな夢と野望
そこから一歩、歩み始めました。