言葉と入力速度の間にカベを感じたとき親指シフトの必要性を理解しました

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語るままの早さで文を紡ぐことに憧れを抱く岩見です、ごきげんよう

逐語記録の作成において9時間という多くの時間を使った「再生しながらの書き起こし作業」。

この作業で痛烈に感じたのは「言葉をそのままに打ち込むことができないもどかしさ」でした。

今回はこの言葉と文字入力の間に感じた「もどかしさ」の理由と
もどかしさを解消するために「親指シフト」という入力方法を身につけようと思ったことについてです。

・入力速度のもどかしさ
・親指シフトで入力回数を減らす

「俺、この作業が終わったら、親指シフトの練習をするんだ」
作業中、ずっとこんなセリフが頭の中をリフレインしていました。

入力速度のもどかしさ

書き出し作業中に感じたもどかしさは「頭の中のセリフに指が追いつかない」というものです。
単純なようですが、これ、ただのスピードの話ではありません。
もどかしさを感じるとき
わたしはブラインドタッチで入力できますし、タイピング速度も遅くないです。
しかしそれでも逐語記録作成中の再生速度は常に45%前後。
会話を半分の早さで再生してようやく丁度良いという感じです。

耳と頭では会話の流れが理解できて覚えてもいます。
でも文字にするには遅い。
ここにどうにもならないもどかしさを感じていました。

なぜ入力ににもどかしさを感じるのか

例えば「なるほど、わかりました」という何気ない言葉があるとします。
音で10音、文字では10文字です。

これをいつも使っているローマ字入力で入力(打ち込み)すると
「NARUHODO、WAKARIMASITA」と打ち込みます。

20回の入力(打ち込み)が必要です。
つまり音の倍の回数を打ち込まなければ会話で出た言葉を表せません。
指の動きの効率が圧倒的に悪すぎるのです。

そもそもローマ字入力の効率の悪さは日本語の構造に原因があります。
日本語の音を文字にするときは子音と母音で構成されています。
そしてローマ字入力は子音と母音を分けて入力するというスタイルをとっています。
これでは「あ行」以外の音は全て2回入力するしかありません。

「あいうえお」であれば5回入力すればよいのですが
「かきくけこ」になったとたんに倍の10回入力する必要があります。

ましてや、複雑な展開を見せる会話を書き起こそうとしたときの効率の悪さたるや、目に余るものがありました。

「頭と耳」と「指と文字」。
この組み合わせの間に生まれる圧倒的な速度差。

「一歩一段で登れるはずの階段を、無理やり半歩ずつ歩かされているような感覚」
「目の前に子音というカベがあって、それを母音という力で押し込みながら入力している」
ローマ字入力をしている以上、そんな力技じみた感覚で入力し続けるしかありません。

これにもどかしさ、フラストレーションを大いに感じていました。

親指シフトで入力回数を減らす

親指シフトは日本で開発された入力形式です。
そして「キーボードを一回打てば一音を入力できる」という特徴があります。
子音も母音も関係ありません。
タイピングは軽やかに
上に書いた「なるほど、わかりました」という10音の言葉なら
そのまま10回の入力で事足ります。

ローマ字入力のように20回も打ち込む必要がないのです!

小さな「つ」、つまり「っ」の音も一回の入力ですむため
「わかったぞっ」というような勢いのある言葉も6回の入力で事足ります。
素晴らしいです。

なんという効率性。
まさに日本語入力の革命といってもいいでしょう。

まとめ〜語るように文字にしたい

逐語記録という初挑戦だからこそ如実に感じた問答無用の速度差。
これは普段の仕事で報告書を作っているときは気がつかなかったものでした。

この問題を解決するためには親指シフトという選択肢は十分有効だと感じました。

実は以前に一度挑戦して、挫折してしまった親指シフト。
ここまで必要性を感じたら練習再開も待ったなしといったところです。

そしてゆくゆくは頭の中の言葉を、歌を、思いを語るように文字にしていく。
そんな素敵な状況を思い浮かべながら取り組もうと思っています。

<関連記事〜親指シフトの詳しいことについてはこちらの外部リンクをどうぞ!>
ものくろぼっくす – フリーランスの道具箱
ものくろぼっくす 親指シフトまとめページ

<関連記事〜逐語記録シリーズ>

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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す  Junoiwami(岩見)より
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