曇りの富士山と撤収作業の中でキャンプの心地よさを振り返る〜2021年4月浩庵キャンプ場4 周辺の道の駅情報もあり
「みっちーのキャンプ記事を読むとこっちもやりたくなってくるよ」と言われて有頂天の岩見です、ごきげんよう
2021年4月、山梨県の浩庵キャンプ場での2泊3日ソログループキャンプ。
今回は3日目(最終日)の話です。
1日目の状況はこちらからご覧ください。
2日目の状況はこちらからご覧ください。
最終日まで良い光景を見せてくれた浩庵キャンプ場の本栖湖と富士山。
今回のソログルキャンプの主催者である保刈さんによる高いホスピタリティ(丁重なもてなし、歓待の精神)と、参加者のH女史の細やかで優しい気づかい。
人と風景、環境のすべてに感謝です。
ただ楽しみ、あるがままに受け入れ、自由に振る舞う。
だからこそしっかりと片付けをしていく。
後始末も含めてのキャンプです。
とても心地良かった3日間。
存分にエネルギーを感じ、リフレッシュできました。
目次
湯たんぽ効果の快適な目覚め
4時30分起床
湯たんぽのおかげか、寒さを感じませんでした。
即席の湯たんぽ(2リットルペットボトル使用)が思った以上に温かかったおかげです。
室内用の温度計を見ると気温は10度。
そこそこ寒いのではないでしょうか?
快適な目覚めのためにも今後は冬から春にかけては湯たんぽ作戦でいくことにします。
曇りの富士山は雰囲気がある
散歩タイム。
天気は曇り。
雲をまとう富士山の姿はこれはこれで良い雰囲気を出しています。
湖の波打ちで波の音を聞きながら歩く。
ふと立ち止まり、波の音を録音。
これで帰宅後も今日のこの感覚を思い出せます。
目線を上げると雲で富士山は見えなくなっていました。
でもその雲が写る水面がきれい。
もっと広く写真を撮影したいな。
こう、両手をいっぱいに広げたような横に長い景色をそのまま写真に収めたい。
もっと広い範囲を撮影できるカメラのレンズを探して買いたいとい物欲がわく。
観察!周囲のキャンパーさん
歩きながら他のキャンパーさんの設営状況を眺めます。
テント
焚き火台
食器類など
見るところはたくさんあります。
車の種類を確認し、積載量を推測するのも楽しいものです。
浩庵キャンプ場にはとても多くの人たちがいます。
人の数だけあるキャンプスタイル。
彼らの装備を見ながら今後の装備などを考えていく。
妄想が膨らむ膨らむ。
思い思いの朝時間
8時を過ぎると雲も晴れて富士山が良く見えてきます。
朝食をとったりくつろいだり
なにもせずにボーっとしたり
思い思いの朝時間をすごします。
富士山を見ながら佇む保刈さん(今回のキャンプ主催者)を無言でパシャリ。実に様になってます。
お湯を沸かしてコーヒーを淹れる
軽く食べるものを作って食べる
富士山を眺める
自由な時間
キャンプ場というだけで、本当に特別な朝になる。
一杯のコーヒーが最高に美味しい。
目に見えるものがキラキラしてて
木々の隙間から見える光がまぶしい
そんな朝が気持ち良い
撤収作業は早めに着手
早いうちから撤収作業を始めることにします。
わたしは撤収作業が苦手。
どうしても時間がかかってしまう。
片づけを進めておいて、あとは椅子とテーブルをリュックに入れれば完了という状況にまで持っていきたいです。
テントを固定したペグを紹介
テントを地面に固定するために使うペグを紹介します。
最近発売されたものなのであまり情報がないかも知れないのでここに掲載しておきます。
使用したペグは「打刀(うちがたな)」の20cmタイプ。
Fukuzenという福善刃物工業株式会社のブランドによるアウトドア製品です。
美しい佇まい
鋳造ペグより軽い(アルミよりもは遥かに重いですけど)
スタッキング(まとめる)でスッキリ収まる良いペグです。
2泊3日のキャンプでテントを最後まで支えてくれました。
(2021年2月の奥多摩デイキャンプのときはなんで数時間で地面から抜けてしまったのだろう?)
次は28cmの打刀も持ってきて、タープで使うことにしよう。
高いホスピタリティとやさしい気遣い
今回のキャンプで、わたしはとても快適でリラックスして過ごしている自分を感じました。
主催者である保刈さんの高いホスピタリティ(丁重なもてなし、歓待の精神)
参加者であるH女史の細やかで優しい気づかい
そのひとつひとつがとても心地良くてついつい甘えてしまいました。
前述のペットボトル湯たんぽは保刈さんのアドバイスですし
H女史からはスタイルの違うキャンプとそこで使う道具についていろいろ教えてもらいました。
夜は二晩ともお二人が持ってきた焚き火台の火に当たっていました。
暖を取り
食事を温め
笑って
話して
酔っ払っていました
その後の片付けの手順や最後の撤収作業に至るまで、なかなか上手く立ち回れないわたしを温かく見守って、時にはサポートしてもらいました。
本当にお二人にはお世話になりました。
平和な帰路
9時前、車に荷物を積み帰路につきます。
10時のチェックアウトより早いのですが、キャンプ場を出立します。
出入り口からすぐの撮影スポットで最後の富士山撮影。
前日の夕方から現れていた雲海がまだ中腹にあるのが見えました。
車で10分程度の位置にある「道の駅なるさわ」でおみやげタイム。
家族へのおみやげを確保します。
こっそりと自分にもおみやげ(ほうとうと干しぶどう)を買います。
ここは植物園のような店もあるので荷物に余裕のある人は買っても良いかも。
道中は平和そのもの。
渋滞につかまることもなく進んでいきます。
古いタイプのスカイラインが7台連続で高速道路を走っていく。
なにかの集会かグループでしょうか
懐かしい車のフォルムを見て、心が昔に戻るのを感じました。
荷物の軽量化を誓う
12時過ぎ、東京都JR秋葉原駅に到着。
楽しかった浩庵キャンプの旅もここで解散です。
駅前のヨドバシカメラで買い物でもしようかと思ってましたが、リュックを背負って驚きました。
「に、荷物が重い!」
あれ、こんなに荷物重かったっけ?
とてもではありませんがこのリュックを背負ってヨドバシ内を歩くのは無理です。
次のキャンプでは荷物をもっと軽量化することをここに誓います。
潔く寄り道をあきらめ、帰宅後にやるキャンプ道具のメンテナンスのためにも早く帰ることにしました。
ソログルキャンプを楽しんだ3日間
朝焼けを眺め、テントを片付け撤収をする。
最後にもう一度富士山を見返して帰路につく。
心地の良い本栖湖での浩庵キャンプの旅は無事終了しました。
ソログルキャンを企画、運営してくれたフォックスキャンプ の保刈さんによる高いホスピタリティ、参加者のH女史の優しく細やかな気遣いに思い切り甘えさせてもらいました。
実に楽しかった3日間
はじめてソロキャンプを試したいという人はソログルキャンから始めるのも良いと思います。
不安を分け合い、楽しさを笑い合える環境。
一緒にいるけどプライベートもしっかりと確保できる。
そんなキャンプになるでしょう。
キャンプは「なにもしない」をしに行くイベント。
ただ単に自分と周りにあるエネルギーを感じる。
誰にエネルギーを奪われることもなく
誰かのエネルギーを無理矢理注入されるでもない
響き合いの中で過ごせる時間。
自然と人との適切な距離感の中ですごす。
ただ楽しみ、あるがままに受け入れ、自由に振る舞う。
人と風景、環境への感謝を胸に抱く。
存分にエネルギーを感じ、リフレッシュできました。
<関連記事です>
浩庵キャンプ場での2泊3日ソログループキャンプ
1日目の状況
2日目の状況
<外部リンクです>
今回のキャンプを主催したフォックスキャンプについて
お世話になった浩庵キャンプ場
帰り際のお土産を買いに行った道の駅なるさわ