朝焼け、逆さ富士、スウェーデントーチ、静かでソロ中心の充実した1日〜2021年4月浩庵キャンプ場3 周辺スーパーの情報もあり

2021年4月、山梨県の浩庵キャンプ場に2泊3日のソログループキャンプで行きました。

今回は2日目の話です。

1日目の状況はこちらからご覧ください。

朝焼け、逆さ富士、スウェーデントーチなど、静かでソロ活動が中心となった充実した1日

読書
散歩
写真撮影
昼寝

基本はひとりで自由にすごし

「お酒とつまみを買いに行こう」と周辺のスーパーを探して買い出しに行く。

そして夜は一緒に火を囲んですごす。
初めて灯すスウェーデントーチによって焚き火の宴は最高潮となりました。

1日目がみんなと行動する「グループ色」の強い1日としたら、2日目は「ソロ色」の濃いキャンプを楽しみました。

目次

本栖湖よりおはようございます

4時12分、わたしの朝は早い。

うつらうつらとしながら起きる。
車かバイクの防犯ブザーが夜中に2回鳴り響いてその度に起きたので寝不足感を感じます。

耳栓を持ってこなかったことが悔やまれる。
寝際や就寝後の安寧に耳栓とアイマスクは必須アイテムです。

「日の出の時間はいつだろう?」
調べたら今日は5時02分が日の出予定らしい

散歩に行くことにします。
テントのある林エリアと湖畔エリアをウロウロしているうちに日の出に出くわすでしょう。

日の出と富士山の撮影

リアルに「うわぁー」って声が出ました。
実に美しい景色です。

太陽は雲に隠れていますが、それでも十分な美しさ。
本当に朝から良い眺めでしびれます

朝焼け

この淡い色合い。
見惚れてしまいます。

こういう時、日本人で良かったと思います。
朝の空気も相まって実に気持ちが良いです。

この景色を見られたおかげで良い1日が始まりそうです。

朝の稽古はよろこびの舞?

景色がいいと
動かずにはいられない
そんな体質だっていいじゃない
武術家だもの

よくよく見ると湖面に映る逆さ富士を上手く画面におさめている。
偶然とはいえ、よくやったぞ自分と自画自賛。

これは朝の稽古というより、体と心が喜んでいるのを動きで示しているのかもしれない。
普段からやっている稽古の型や動きを通じて表現している感じ。

題して「よろこびの舞」

2020年に行った長野県下伊那郡の大鹿村での突発リクエスト演武を思い出す。
感じるままに動くことをやっていく感覚。

そのうち、絶景地で「この地のエネルギーとコラボした動きをご堪能下さい」とセルフナレーション付きで動画撮影、または配信なんかやったら面白そう。

湖面に映る逆さ富士

太陽も登りきったあとも散歩は続く。

風がなく、凪の状態
透明度が高い

見ると湖面に逆さ富士が映り込んでいる
上下をひっくり返してみるとどこか不思議な世界に迷い込んだ感じがする。

絵画みたいな美しさ。

そう「幽玄」という言葉はこういうのかもしれない。

鏡のように写りながらも全く同じ鏡像ではない
そんな様子が美しさをより醸し出しています。

思わず足を止めてじっと見とれる。

自分の目でこんなにもはっきりとしたものが見えるとは思いませんでした。
周りからも感嘆の声が聞こえる光景。

眼福ものです。

午前中に買い出しタイム

午前10時
「今日は、どこかに出かけたりします?
特になければ買い出し以外はそれぞれ適当にすごしませんか?」

「浩庵ソログルキャンプ隊」(勝手に命名)リーダー、今回のソログルキャンプの主催者である保刈さんに提案。

特に問題ないみたいなので、買い出しに出発です。

キャンプ場から車で30分ほど走るとイオン系列のスーパー「マックスバリュ富士河口湖店」があります。

主な買い物はお酒類や明日の朝食などです。

ビール、日本酒、ウイスキーに酒の肴
まだ午前中なのに、飲む気満々のダメ大人っぷりが光ります。

頼まれていた明日の軽食としてランチバック(たまご)も忘れません。

車でキャンプをする場合、キャンプ場から片道30分程度の場所に食材やお酒を扱うお店があると、こうして現地で買い物ができます。

家から食材を持ってくる必要がないためとても重宝しますね。

店から出ると目の前に富士山があるのもいいです。

昼食は簡単に

買い出し後、読書をしていたら昼の12時をすぎました。

昼食はワンタン麺でも作ろう
といっても乾燥ワンタンと袋麺です。

いいんです、男のキャンプ飯なんてこんなもので十分です。

バーナーでお湯を沸かしながらリンゴをかじって待つ

沸いたらワンタンとラーメンを入れてさらに待つ

栄養?
いいんです男のキャンプ飯なんて(以下略)

スープまで飲み干した後は使った食器を洗って乾かしておく。

また夕方になったら使うかもしれないので綺麗にしておきましょう。

読書と散歩と昼寝

午後はフリータイムです。
ソログルキャンのソロの自由さを満喫します。

持ってきた本を読み進め

気分転換に散歩する
波の音を聞きにいく。気分転換としてちょうど良いです。

戻ってきて再び読書

気がついたら寝落ちしていた。
なんとも心地よい時間。

また散歩にして、山と湖のエネルギーをもらい、心身を整えていく。
ただ居るだけ、歩くだけで良い。

今夜の焚き火は憧れのスウェーデントーチと共に

丸太に切り込みを入れただけのシンプルな構造
その圧倒的な存在感は焚き火好きなら一度はやってみたいと憧れる

そんな素敵に無敵な巨大たいまつ

その名も「スウェーデントーチ!」
(ウッドキャンドルとも呼ばれている)

「オレ、これを燃やして夜のキャンプを満喫するんだ。」

地面にドンッと置き
さあ、初めてのスウェーデントーを楽しもうじゃないか。

焚き火の宴~スウェーデントーチ祭り

キャンプ+焚き火=最強
いよいよ焚き火の宴が始まります

松脂に火をつけ、それをスウェーデントーチの中央に突っ込む。
案外着火しやすいのか、すぐに火がついた。

手には松脂のススがついていた。

火→煙→火→煙と交互に繰り返しながら燃え続ける。
「へー、こうやって燃えるのかあ」と感心しながら火を見つめる。

しばらくすると火が安定していく。
木の切れ込みの隙間から見えるチロチロと燃える火がなんとも心地よい。

これに解説をつけるのは野暮というもの。
ただ目に映るものを楽しみ
火と熱と煙を浴びていれば良い。

やはりキャンプに焚き火は最強の組み合わせだ。
煙で燻されるのを含めて、五感全てで味わい、楽しめる。

炎で身を削りながら燃え続けるスウェーデントーチ。

風向きによっては燃え方にも偏りがでるので途中でグルリと向きを変える。

崩落しながら燃え進み
90分で土台くらいまで燃えます。

その土台部も割れていき、段々と小さくなっていきます。
あとは隣りの焚き火台に投入して燃やし尽くすことにしました。

着火から燃え尽きるまで、おおよそ2.5時間
憧れのスウェーデントーチを堪能しました。

まったり雑談と湯たんぽ

焚き火を囲みながらのまったり雑談タイム。

昨日と違って静かだけど、それがまた良い感じ。
なにもしないままが良い。

富士山の中腹には雲海らしい雲が厚く垂れ込めています。

お湯を沸かして使い終わったペットボトル(2リットル)に6割くらい入れます。
即席の湯たんぽの出来上がりです。

まだ少し夜は寒いのでこれを足元に入れるだけでも暖かさが違います。

ひと段落したら片づけ。
焚き火で出た炭などをまとめ、食材の袋などを一箇所に集めていきます。

それが終わると就寝。
だいたい21時。

キャンプでの行動は朝も早ければ、寝るのも早いです。

こうして浩庵キャンプ隊の2日目が終了しました。
朝焼け、逆さ富士、スウェーデントーチなど、静かでソロが中心となった充実した1日でした。

明日は最終日。
どんな1日になるかと楽しみにしながら、足元の湯たんぽの位置を確かめつつ、眠ることにしました。

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<外部リンクです>
お世話になった浩庵キャンプ場

買い出し先はここでいい

今回のキャンプを主催したフォックスキャンプについて