ソロの自由さとグループの楽しさを味わうソログルキャンプ〜2021年4月浩庵キャンプ場1

久しぶりのソログルキャンプを大いに楽しんでいる岩見です、ごきげんよう。

2021年4月下旬、山梨県の浩庵キャンプ場にソロ・グループキャンプ(略してソログル)で行ってきました。

しっとりと自由と不便さを楽しむソロキャンプもいいけど
楽しさを共有する誰かと行くグループキャンプも良い。

ソロの自由さと
グループの楽しさと便利さ

その両方を味わえるスタイルのキャンプ。

人の多い中でのテント設営はソロでありながらもより合うことである程度の空間を確保したり
前回(2019年)食べた「ほうとう」を食べてもらおうとしたり
気軽に入れる下部温泉に浸かってまったりしたりと

実に楽しかったです

今回は、そんなソログル浩庵キャンプの初日の様子(朝の出発から昼まで)をお送りします。

目次

ソログル浩庵キャンプ概要

では今回のソログル浩庵キャンプについて説明していきます。

期間はどのくらい?

2021年4月下旬の週末、2泊3日でいきました。
金曜日の朝に出発、土曜日を終日フリータイムとして、日曜日に帰宅する流れです。

ソロであれば日帰りでもいいのですが、こうしてせっかく来たのですから2泊はしたいものです。
1泊だと来た翌日には帰らなくてはいけないため慌ただしくなります。

場所は聖地と呼ばれる場所

場所は浩庵キャンプ場。
山梨県富士五湖のひとつ本栖湖にあるキャンプ場です。

マンガ「ゆるキャン△」の第一話で出てきたキャンプ場でもあり「聖地」と呼ばれるとても人気のある場所です。

予約なしでいける上にフリーサイト(空いている場所であればどこにでもテントを張って良い)なのもうれしいです。
(2021年5月から予約が必要になるとのことです)

トイレが清潔なことも良い印象です。
意外とキャンプ場の印象はトイレで決まることも多いです。

湖に映る富士山が綺麗で景色もよく、1000円札に描かれている風景が見れます。
キャンプの醍醐味のひとつである焚き火もできます(直火OK)。

ソロ・グループキャンプってなにさ?

ソロ・グループキャンプ(略してソログル)は、ソロキャンプとしてそれぞれテントを持ち込み参加するタイプのキャンプです。

一般的なグループキャンプはひとつの大きなテントにみんなで寝泊まりするスタイルで、行動も集団行動になることが多いです。

ソログルの場合はテントだけでなく現地での行動も自由。
例えば、食事を外で食べる、あるいは温泉に行くとなった時に一緒に行くもいいし、一人で残って自由を満喫するのもいい。
そんなゆるいスタイルのキャンプです。

参加人数は数人で

今回の参加者は3人。

イベント主催者である保刈さん(フォックスキャンプ主催者)、わたし、もう一人は女性(H女史)です。

フォックスキャンプについてはこちらのリンクをご覧ください。

3人ともキャンプ道具を買いに行ったり、テンカラ釣り(日本式の毛バリ鉤釣り)に行った間柄。

見知った仲ではありますが、この3人でキャンプに行くのは初めてでした。

移動方法は車で一緒に

移動は車1台に3人が乗っていきました。

JR東日本、京浜東北線の秋葉原で集合し、車(保刈さん所有)に乗ってキャンプ場へ向かいます。
もし車を持っている人がいるなら、その人は自分の車で乗って行くのもいいと思います。
こうしてひとつひとつの選択と行動が自由なこともソログルの魅力です。

わたしの場合こうして誰かに乗せて行ってもらう楽なのでとてもありがたいです。

費用はいかほど?

イベント費用としては2泊3日で18000円から25000円くらいです。
キャンプ場の使用料金や高速代金などによって変動します。
これで交通費と2泊3日の宿代(テントですけど)、保険料が入っているのですから、お得だと思います。

その他に使うお金は、数千円程度です。

まずは食料と飲み物は必須です。
とはいえ正直安くすみます。
お酒とか写真映えを狙っての高級肉を買わなければ2000円程度で済むでしょう。

温泉に行く場合は入浴料(600〜1000円程度)。
焚き火をやる人は薪代(一束あたり600〜800円)。
焚き火はソロスタイルなら一晩一束で十分ですから二束としても1600円程度で済みます。

合計して、高くても3万円弱。このあたりが必要な費用です。

1日の流れを振り返ってみます

それでは当日の様子を見ていきましょう。

晴天、朝からキャンプ日和

朝から晴天、すでに絶好のキャンプ日和です。

朝6時30分、秋葉原駅にて集合。
揃ったところで出発します。

高速に乗り、談合坂で休憩。
キャンプ場まで2時間半程度の予定なので適度な休憩が必要です。

ここで見える山と空がすでに綺麗すぎてワクワクが止まりません。

高速道路から見える白い山頂の富士山。
この富士山が見える場所にもうすぐ到着するのです。

キャンプ場到着とコロナ対策指示

8時50分、浩庵キャンプ場に到着。

保刈さんが代表として受付け窓口に行きます。

2019年4月に来た時は一緒に窓口に入って説明を受けていました。
どうやらコロナ対策として手続きが変わっているようです。

その他にもマスク着用他、様々なコロナ対策の指示を受けました。
仕方のないこととはいえなんとも難儀なことです。

圧倒的な人の数

それにしてもすごい人です。
今日は金曜日で朝の9時なんです
圧倒的な人の数に驚きをかくせません。

10時がチェックアウト時間のため、それに向けて撤収準備をしている人を観察しながら、自分たちがテントを設営する場所を探します。

ここでもコロナ対策として撤収していそうな人への声がけは遠慮してくださいと言われてます。
(キャンプ場では撤収しつつある人に「これから撤収ですか?その後使ってもいいですか?」と行った声がけをすることがあります。わたしはスムーズにテント設営するために声がけすることが多いです。)

結局9時30分になって「ここかなあ」という場所に落ち着きました。

林間サイトにシンプル設営

今回は林間サイトにテントを設営しました。

前回(2019年)は湖畔サイトにテントを設営したので今回は林間へ。

ちょうど参加者全員が近くになるテント設営。
夜はみんなで集まって焚き火を囲うこともできそうです。

ソロでありながらもグループとしてゆるく「この辺り」と領域確保をしている状態です。

なんともシンプル設営。
当初、雨の予報もあったのでタープを持ってきたのですが、雨の心配はなさそうなので荷物に入れたままにします。

キャンプ場では屋外用のスリッパを履いて過ごすことが多いです。
テントを出入りするのに靴を脱ぐ面倒がなくなるので重宝しています。

昼食と温泉へGo

「浩庵キャンプに行くなら、またあそこに行きたい!」と楽しみにしていたお店がありました。

それが2019年に訪れた下部温泉にある「そばうどん処 かど久」

そこで食べた「ふきのとうと山うどの天ぷら」は絶品でした。
あの苦味を味わいたいと身体中が叫んでいます。

メインとなる「ほうとう」もたまりません。
自家製味噌のコクと大きめの野菜
全てが美味い。

未だ鮮烈に記憶に残るあの店に行こう。
そして近くにある下部温泉に入りましょう!!

保刈さんに提案し、H女史も巻き込んでいざ出発です。
ソログルは、こうして楽しみを共有することもできるから楽しいです。

「かど久」のほうとうは美味でした

車で30分ほど移動し、やってきました「かど久

駐車場が一台しかなく、他に停める場所もないが、ちょうど前の車が出たところに入れました。

席に案内される途中、ガマンできずに聞く。
「あの『ふきのとうと山うどの天ぷら』はまだありますか?」

「ごめんなさい、今年はもう季節がすぎてしまって出せないのよ」
…神は死んだ。

な、なに、天ぷらがなくても、ほうとうで十分に楽しめるさ(泣)。

その後、3人ともほうとう(1380円)を注文しました。

ここのお店では注文を受けてからほうとうを作るので出てくるのに30分かかります。
(なので、ほうとうを注文する場合は来る前に予約することをお勧めします)

待っている間は会話を楽しんだり、窓の下を流れる川の流れに耳をすませて楽しみます。

そうこう待つうちにほうとうが到着。

木の蓋を開けるとゴロッと大きなカボチャ

箸をつけ、いただいていく。
熱い、でもあたたかい。
2019年に初めて来た時の美味しさは健在だ。

田舎味噌の優しい味。コクがあってしっかりとしている。
そして野菜の一つ一つが大きい。
味わい深いとはこのことだろう。

窓の下を流れる川の音を聞きながらの食事は控えめに言って至福

不意に田舎にいた頃の幼少期を思い出す。
全ての食材、料理してくれた人の手を想像できる味。

体に染み渡っていくあたたかさと滋味は、食べている全てが私の命に帰っていく感覚。

いろいろなものに感謝の念を抱かずにはいられない味。

ごちそうさま、ありがとう。
満足の上でお店を後にした。

気軽に立ち寄れる下部温泉会館

かど久から車移動で5分足らず下部温泉のお気軽日帰り温泉施設「下部温泉会館」に到着。

単純温泉(硫黄泉)の源泉かけ流し
公営の共同福祉施設のため豪奢でもなければ広いとも言えない。

だからこそ良いのだ。
近所の銭湯感覚で温泉に入りにいく。
そんな気軽な感覚がいい。

ついでに言うと下部温泉全体が醸し出す「昭和の温泉街」な雰囲気が好きだ。

キャンプ抜きで個人旅行で再訪したいと思っていただけに、こうしてまた来られることができただけでもいいのだ。

「また来たい」という気持ちを忘れないように下部観光協会のリンクを貼っておこう。

ちょうど良い温度のお湯に浸かりながら、体と心をほぐしていく。
実にゆったりとした時間がすぎていく。

まだまだこれから!キャンプは始まったばかりです

下部温泉を出たのが14時。

まだ14時なんです!

ここからの帰路でもいろいろありました
・下部温泉駅って映画(エヴァとか)に出てきそうだよね
・それ「ゆるキャラ」やない「ゆるキャン△」や
・薪を探して山上農園へ
・道の駅はリニューアル閉館しました

キャンプ場に戻ってきてからも楽しい時間が待っています
・富士山の撮影で調子に乗る
・焚き火タイムと酒の美味しさ
・友、合流
・みんなとの語らい
・防犯ブザーで夜中に起こされる(2回)

これらを書き出すとさらに記事が膨らんでしまいそうです。

そのくらいにソログルキャンの初日は濃厚でした。
今回の記事は前半として、続きは次の記事に書きたいと思います。

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<フォックスキャンプについて>

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