梅流しに苦労するもスッキリと断食合宿を終えられました〜2021年1月サトケン断食デトックス合宿5
排出する力と溜め込む力のアンバランスさに戸惑う岩見です、ごきげんよう
2021年1月、佐藤研一(サトケン)氏による2泊3日の断食デトックス合宿3日目
(1日目の様子を知りたい方はこちら、2日目の様子はこちらからどうぞ)
最終日である今日のメインイベントは断食の仕上げとなる「梅流し」があります。
“人によっては地獄の拷問”と噂される「梅流し」
要は大量の大根のすまし汁を飲みつつ梅干しを食べて、一気に大便を排出するものです。
わたしは果たして無事に梅流しを経て食事にありつけるのか?
今までもろもろ溜め込み過ぎたのか、それとも単純に排出する力が弱いのか。
あらためて「自分の中の排出する力」を高める必要性を実感しました。
体を、主に内臓を休め
脳も休めてリラックスして
ことが済んだら出すもの出して
そして食事をして帰る。
最後の仕上げの梅流しに苦労するもなんとか終わり、スッキリとした気持ちで断食合宿を終えることができました。
目次
すっきりとした目覚め
朝、すっきりとした目覚め。
ベランダに出て朝日を見ています。
断食合宿の最終日はやけに好調です。
「なんか、みっちー全然余裕そうだね」
同室の桐谷こうちゃんがわたしの様子を見て声をかけてきます。
「うん、全然平気。空腹感もないし。なんならあと数日は断食できそうなくらい」
本当に、全然問題なくすごせています。
前日にジュースを飲んだとはいえ、金曜日の昼食を最後に日曜の朝までの断食でまったく飢餓感がないことに驚きます。
最後の講座も笑顔で楽しく
今日の午前中で断食は終わりです。
サトケンによる今後のイベント告知や参加者が主催するイベントやお店の紹介など、ただ単に断食を行うのではなく、参加者の交流の輪が広がる内容です。
最後まで飽きることなく、笑顔で楽しく和気あいあいとすごし、断食が終了しました。
講座は2回。
瞑想はスッと入れたし、西式体操もやり終えることができました。
体操については下記リンク先を参考にしてください
(外部リンク ゆいクリニック)
爆笑の合唱西式体操
個人的に爆笑したのが最後の西式体操が合唱状態になったことでした。
いわゆる「ハイな状態」になってしまったのです。
西式体操をやっているときはサトケンが選んだ曲を流してくれます。
金魚運動では爆風スランプの「ランナー」が流れ
金魚運動では海外の曲が流れます。
合掌合蹠(がっせき)運動では情熱大陸のテーマでテンションが高まり
背腹運動では安室奈美恵の「ヒーロー(Hero)」(のカバーバージョン)が流れます。
最後のセットでは運動のつらさとヤケクソ具合でテンションマックスとなった一同がランナーとヒーローを合唱していました。
とはいえ、みんなヘロヘロでかつ運動しながらということもあり音程もクソもありません。
「は、はじるぅ~はじるぅ!ゲホッ、おでーだーぢー!!(笑いながら)」
(ランナーのサビの部分つもり)
もう、これ書いてるだけでも思い出し笑いが出てくるヒドイもの。
そんな自分たちが余計に笑いを引き起こしていく
もう、笑ってんだか歌ってんだか運動してるんだかわけわかんない状態でした。
断食明けの食事を堪能するのは梅流しが終わってから
10時からは食事です。
新鮮な無農薬野菜に
果物
ヨーグルト
みんなで盛り付けや準備をしていきます。
しかしなんといってもメインとなるのはコレ
大根のすまし汁!
これを飲んで出すもの(大便)を出してからでないと食事にありつけません。
人によっては地獄のように感じる通称「梅流し」と呼ばれる断食最後の仕上げです。
この梅流しにはいくつかのルールがあります。
1. 大根汁を5杯は飲むこと(1杯当たり400~500mL)
2. 梅干5個も食べること
3. 大根は3杯目から食べてよい
4. トイレに行きたくなったら速やかにダッシュ!
5. 他の野菜類は4杯目以降に食べてOK
6. 5杯飲んでもトイレに行きたくならない人は、行きたくなるまで飲んでください(ここ重要)
さて、わたしは無事食事にありついて堪能できるのでしょうか?
飲めど食べども出ないものは出ない
食材と太陽と土、作ってくれた農家や関わる全ての人々に感謝を述べた後
「いただきます」
盛大に大根のすまし汁を飲み干し、梅流しのスタートです。
早い人は3杯目を飲んだ頃に、他の参加者は大体4杯目くらいにはトイレに立ちます。
しかし、わたしはさっぱり来ません
途中から生野菜を食べて更に腸を蠢動させていきますが、ビクともしません。
すまし汁5杯目 完了
大根を食べる
すまし汁6杯目 完了
大根を食べる!!
すまし汁7杯目 完了
大根を食べる!!!
すまし汁8杯目 完了
大根を食べる!!!!
もう、何個大根を食べたのかすら覚えてない。
お腹は膨れどトイレの気配はありません。
すまし汁9杯目を飲み終えたとき
「このままでは無理だ」と判断しました。
席を立ち、廊下を歩いたり、階段を上り下りして、走圏でグルグル回る
「・・・でねぇ」
すれ違う他のメンバーからも「そろそろ?」と聞かれるも首を横に振るばかりです。
再び部屋に戻るとすでに出し終えたみんながパンやヨーグルトを食べています。
目の毒です。
みんな「コレ」を味わっているのか
仕方ない、便意はありませんが一度トイレに行くことにしました。
ひょっとしたらトイレに座ったら出るかもしれません。
意外と周囲の環境に影響されやすいタイプのわたし、結構上手くいくかも知れません。
・・・と、座ってすぐにキタァ!!
(ここであまりにリアルな描写をすることはどうかと思うので控えます)
9杯分のすまし汁が出る有様はまさに土石流がごとしの放水状態
落ち着いたと思ったらまたトイレに座ることを繰り返します。
普通の人は大体5回から7回くらいトイレに行くそうです。
(心の声「これ、ただの水下痢じゃねえかぁ!」)
わたしの場合は3回。
2回目のトイレでほぼ水だけになっていました。
断食とかファスティングが良いと薦めている人は多いけど、みんな「コレ」を味わっているのです。
外に出ているイメージと、今自分が味わっている感覚の違いが可笑しくて、手を洗いながら笑いがこみ上げました。
心置きなく食べ、満足して帰路に就く
ふぃ~、出すもの出してスッキリしました。
これで断食も完了。
気分的にもひと段落つきました。
これで心置きなく部屋に戻ってパンやヨーグルトも食べられます。
サトケンの断食合宿は断食後にしっかりと満腹感を味わってから解散します。
おかげで「帰宅途中、空腹に耐えかねてどこかで食べてしまう」ということもありません。
新鮮で美味しい野菜を買い込む
食後は片づけをして買い物です。
家に帰ってからも「予後の食事」ということで、1週間ほど健康的な食事制限生活が続きます。
家でも食べられるようにと、無農薬野菜をはじめとした野菜類をここで買っていきます。
もちろん自宅近くの八百屋で買うのもかまいません。
予算と重さ、カバンの余裕を見つつ必要なものを選んでいきます。
(大量に買い込み、郵送してもらうのもありです)
わたしは食事のときにいただいた大根とにんじんが美味しかったので買いました。
清々しい気持ちで帰路につく
解散時間に近づき、電車で来たメンバーは送迎者に乗り込み駅へ出発です。
あっという間に過ぎていった2泊3日の断食デトックス合宿。
内臓を休ませ、自律神経を整え、心身ともに安らかに過ごす。
そして出すもの出して食べるものを食べる。
最後の梅流しが上手く機能しなかったことを受けて「自分の中の排出する力」の必要性を感じたものの、とてもスッキリとした気分です。
この後は日常生活を送りながら「予後の食事」となります。
むしろここからが本番と言えますが、まずは無事に断食合宿が終わったことを喜んで帰路に着きます。
満足度高く清々しい気分でいることができました。
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