断食合宿の苦痛を感じさせない豊富なエンターテイメントの数々を紹介しよう〜2021年1月サトケン断食デトックス合宿4

2021年1月、断食合宿の主催者であるサトケンこと佐藤研一氏曰く

「断食はエンターテイメントです」

その言葉に嘘偽りなく
楽しく取り組めた2泊3日の断食合宿2日目。
(1日目の様子を知りたい方はこちらの記事からどうぞ)

空腹感や飢餓感を感じることのない合宿は苦痛からは程遠い開放感でした。

瞑想や運動、大室山への散歩など盛りだくさんのアプローチであっという間に時間がすぎる。

そんなエンタメ魂の数々をここに記します。

目次

断食のイメージがつくがえる

空腹を抱えながらひたすら瞑想ばかり繰り返す。

断食というものは粛々と厳かににやるものだと思っていました。

それがまあ、サトケンの断食合宿としたら

裏切られましたね
良い意味で!

参加者の皆さんもとても雰囲気が良くて心地良いです。

エンターテイメント性が高く
明るい場作りの中で楽しく取り組んでいるのを感じました。

良い塩とお茶があれば空腹感はどうにかなる

断食という言葉が持つ辛く苦しそうなのイメージ。

そのイメージが崩れた理由のひとつは空腹感や体調不良が全くなかったことです。

空腹にならない大きな理由は「質の良い塩とお茶」。

断食期間中に出ていた塩とお茶。
それをわずかに摂るだけで体が満足し、整います。

その結果、飢餓感を感じることなくすごせました。

用意された塩は「ぬちまーす」という沖縄の塩。
舐めてみるとわずかに海の香りがします。
随分とするまろやかな塩です。

スプーンでわずかに手のひらに乗せて舐めるもよし
お茶に溶かして飲むのもよし。
終始お世話になりました。

お茶は「柿の葉茶」
ビタミンCが豊富らしく、香ばしい香りを鼻で感じながら飲んでいました。

質の良い塩によるミネラルと、十分な水分があるおかげで体への負担が軽くなっている。

そう思いながら塩とお茶を摂っていました。

エンタメ1~呼吸と声のワーク

朝6時30分 合宿二日目の始まり。
サトケン断食合宿のエンターテイメント性は朝から発揮されます。

朝一の取り組みは参加者のひとりである堀田義樹氏による「呼吸と声のワーク」から

(外部リンク 堀田義樹 Morning Lights Voice Therapy Studio
声を言葉ではなく「音」として感じるワークはとても心地良いものでした。

その後の瞑想にもスッと入れました。

二回目となった西式体操でも自分の呼吸を整えながらやるコツのようなものがわかってきましたた。

休憩時間は和気あいあいと

休憩時間は和気あいあいとしたものです。

お茶を飲みながら談笑したり
並んでいる本を読んだり

講義のときに出てきたクリスタルボウルを奏でたり

いつの間にかマッサージが始まったり

お勧めの本を紹介してもらったり

お勧めアイテムを使ってみたり

日に何度か入る休憩時間を思い思いに自由度高くすごしました。

エンタメ2~大室山へからの景色は絶景だった

10時からは散歩です。

個人的にはここが一番心地良くて、この部分だけで1記事仕上げたいくらいのものでした。

行き先は大室山
あまりにきれいに丸まった山なので人工の山だと思ったら立派な天然ものでした。

外部リンク 大室山 (静岡県)ウィキペディア
外部リンク 伊豆高原大室山登山リフトオフィシャルサイト

この散歩は本当によかったです。
断食というと朝から晩まで瞑想してるイメージがあったので、こうして屋外に出て体を動かし、きれいな景色を見ることは精神面に活力をくれます。

身体面でも効果的です。
足腰の鍛錬も兼ねて凹凸のある山道を歩くとそれだけで鍛えられる。
人間、足腰から弱っていくからこうした運動はどんどん取り入れてほしいものです。

それにしても
ほんとうにきれいな景色。
この地に住む人たちがうらやましいと感じます。

海と空と
山と森と街が一望できる。

風景写真の素材が豊富な場所。

こんなにも晴れることは最近ないとのこと。
伊豆七島もはっきりと見える。

地蔵尊がみる景色はどんなものだろう

富士山もはっきり見えたのです自分の地元とは見え方の違うためそれと気づかず
「あれ、なんの山ですか?」と聞き
「え?富士山ですよ」と素で返されたのは秘密です

日本にはこんなにもきれいな風景があるのだ。

また来よう、今度は個人的に。

食べることの大切さ

大室山から帰って来たのち、すこし休んでから講座に入ります。

内容は「食」について
断食合宿だからこそ、日頃の食に対して振り返る意味が出ます。

世の中には様々な健康優良食品があるが、その多くは海外のものであったり、海外で発生した理論で構成されています。

日本には昔から味やしょうゆなどをはじめ数多くの伝統食が日本人の健康を支えてきました。

わたしたちにとってなにが大切な「食」なのか

伝統食を食べることの大切さ
ガマンをしないで、美味しくいただくこと
それだけでいい。

そんな当たり前で、どこかに忘れてしまっていたことをここで再確認することができました。

エンタメ3~重ね煮ジュースが体にしみる

講座の終わりに西式体操をやっていたのですが、この時にホワイトシチューのような良い香りがしました。

ほぼ貸切のはずのこの施設でだれかが料理をしているのでしょうか。

(心の声)「誰じゃー、美味そうな匂いを撒き散らかしているのはぁ!」
感じなかったはずの空腹感が匂いにつられて騒ぎ出します。

匂いの正体はサトケンが作っていたジュースでした。

玉ねぎとニンジンの重ね煮をミキサーにかけて細かくして、そこにみかんの搾り汁(ジュース)を加えたもの。

実に美味。
身体にしみこみます。

「ああ、美味いな」
エネルギーを凝縮したような美味しさが身体を巡るのを感じました。

重ね煮については以下にリンクを貼っておきますのでご覧ください。

重ね煮とは | 重ね煮とわらの暮らし – 百姓屋敷わら

エンタメ4~特別講座「ヒーローズジャーニー(heroes journey)」

午後から夕方にかけては特別講義です。
桐谷こうちゃんの「ヒーローズジャーニー(heroes journey)」が始まります。

まずは骨子ともなる部分を共有するために映像作品「ファインディング・ジョー FINDING JOE ~英雄の法則 ~」を鑑賞します。

鑑賞後は今まで歩んできた人生を振り返りながらそれらについてどのように考え、感じているかを書き出すワークです。

例として桐谷こうちゃんが作った自身のシートの説明を聞き、その後同じ書式を使って自分で書き出していきます。

できる人はグループ内でシェアすることでより深い気づきを得られたり、他の人からの感想やフィードバックをもらったりしていました。

夜の講座は明日のために

二日目夜の講座、というか説明の時間は明日以降の断食明けの話でした。

明日の合宿最終日でやることや帰宅後の食生活の過ごし方です。

断食明けからは徐々に食事を普通に戻していきます。
一気に戻すことは胃腸によくないことはわかります。
ではどのようなものを食べればいいのか。

何なら食べてよくて
何は食べたらダメなのか

その知識があるだけでも食生活における精神的負担は減ります。

断食の実績があるから食事も組み立てられる

断食明けの食事の話を聞きながら、日常に戻った時の食事の取捨選択を組み立てていました。

仕事中に飲みそうな緑茶、コーヒー、炭酸ものなど刺激のあるものは飲まない。

昼食に食べている仕出し弁当は一時中止する。
空腹対策のために生野菜や豆腐を持っていく。

合宿してまで断食をやり
おまけに全然腹が減らないという実績がある。

おかげで迷いなく食事の組み立てができます。

もしも今までの自分であれば「そんなことしてたらストレスと空腹で頭おかしくなるわ」と一蹴していたでしょう。

人は変わるものです。
それほどに体感と実績は価値観や判断に大きく影響を与えます。

断食の苦痛を感じないエンターテイメント時間

何にしても、大室山への散歩を始めとして、本当に楽しい1日でした。
自分が「断食デトックス合宿」に来ていることをすっかりと忘れます。

断食して
デトックス(解毒)する

笑って話して
体を動かして
講座を聞いて
自分を振り返る

高いエンターテイメント性
ストレスのない環境

自律神経の機能が高まり
あっという間に時間がすぎる。

断食の苦痛なぞどこ吹く風

無理に意気込んで「断食だ」「デトックスだ」とやらなくても、ここで過ごすことで自然と果たされるのだと感じました。

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