自身に向けて言葉を発してみる
創造と工夫、心に明かりを
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さて、日々の稽古において、調子の出ない時もあります
特に身体的には、意識しない強いクセが出たり、
変に楽な方に偏ってしまっている
そうなると、なかなか上手くいきません
こういう時は、自分に問いかけながら修正していきます。
ただ、あまり注力しすぎると、余計に硬くなってしまうので
スタンスは「指導」ではなく「アドバイス」的なものにしています
例えば、こんな感じです
「本当に今の肩の位置は合っているかい?
多分、前に出過ぎているよ
ちゃんと肩のラインに沿って…そう、その位置
そのまま、力が逃げないように
維持する事に注力しよう
背中という大きな力があるんだ
骨格という支えてくれる芯があるんだ
何も、全部が全部頑張らなくていい
少し預けた方が、うまくいく事だっていっぱいあるんだ。
どこにどれだけ、何を預けるか
そこを考えて任せてしまえ
そうして軽くした分
見えてくるものが、あるんじゃないかな」
流石に四六時中こんなことはやっていませんが
フッと力を抜きたいときとか
「~しなければいけない」などという強迫観念じみた意識が上がってきそうになったら
こうすることで、自意識を制御して稽古に戻るようにしています
こういった、自分発→自分宛てのアドバイスのやり方については
また別の機会にお話しできればと思います。
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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す 岩見より