3ステップリピート~「型の順番を覚えられない不安」を撃退せよ!

創造と工夫、心に明かりを
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さて、
中国拳法を始めようと思った私にとって、一つ懸念がありました。
「あの映画で出てくるようなのような長い型。はたして自分に覚えられるのだろうか?」

懸念は的中し、なかなか型の順番を覚えられなくて困っていましたが
思いのほか単純な方法で型を覚えられる事に気づきました。

記憶力が年々酷くなっている気がする中年会社員武術家JunoIwamiでも
比較的何とかなる方法で、確実に型を覚える方法、そんなやり方の紹介です。

ありきたりの方法で、珍しくはないのですが、型を覚えるのに自身のない人や記憶力に不安がある人でも、これなら着手しやすいのではないでしょうか?

<<型を覚えるためには3つのステップを繰り返せ>>

なんだかんだ言っても中国拳法の場合、型を覚えるという工程は外せません。
私などはどうしても先走ってしまい、今習っている事の先へ、先へと進もうとして、その場では覚えるのですが、翌朝にはすっかり忘れている状況が繰り返されました。

しかし、以下の3ステップを繰り返すことで、形意拳の動作はもちろん、100以上の動作のある太極拳の型も一通り覚えることが出来ました。

●ステップ1 短く区切る

まずは区切ります。3~5手くらいが理想です。
少なすぎて不安ですか?大丈夫です。欲張って失敗した私が言うのもなんですが、多すぎると結局覚えられなくなり、やがてやる気の喪失につながります。
そのため手数は少ない方が良く私は3手で区切っています。

●ステップ2 繰り返して流れをつかむ

「30回、この3手を繰り返す」と自分で数を決めてしまいます
そしてその動作を決めた回数分繰り返します
これにより頭で覚えたことを体に落とし込みます
太極拳のようにゆっくりやる場合は、時間がもったいないのでもう少し数を減らします。
10~15回もやれば十分です。

●ステップ3 ステップ1に1、2手だけ加える

30回繰り返した3手に、続きの1手を加えます。
これで4手になりましたので、この4手を再び30回繰り返します。
余裕のある人は加えるのを2手にしても構いません。

これを30回繰り返したら次の1~2手を加え、そしてまた30回…
おそらく、途中で「これ以上は出来ない」というラインが出来ますので、
その「これ以上は出来ないライン」の手前までを繰り返していきます。
一番初めの動作を繰り返しているため、基礎力の養成しつつ、新しい型も徐々にではありますが覚えていくことが出来ます。

とても地味で、格好良くないやり方です。型を最後までやりきるのに何日もかかります。
しかし、初日から初手を繰り返すため、ちょっとサボっても体が覚えていてくれます。
継続していけば、効果は上積みされ、気づくと終わりの動作まで覚えている状態になります。

<<最大の敵は内から噴き出るフラストレーション>>

この方法の場合、3~5つの動きを延々と続けるので、いい加減次に進みたくなります。
しかし、ここは我慢です。出来れば更に30回行う事を推奨します。
実はここで溜まっているフラストレーションは、脳や心理が感じている「単純動作を嫌がる」信号です。
そのため、もしここでそのフラストレーションに負けて次の動作に移ってしまうと「頭で理解出来ている」という範囲にとどまり、体に動作が染み込んでいないため、速攻で忘れます
ええ、そりゃあもう確実に忘れます。翌朝には欠片も覚えていません!私がそうでした!!

この方法の肝は、どうやってこのフラストレーションに打ち勝つか、です。
そしてその方法は意外なことに「何も考えない」事です。
ただただ型の通りに無心に繰り返す。これが「体に染み込ませるために最も効率的な方法」でした。

<<自分に合った一工夫を探す>>

例えば、一度でも見た型なら体現することが出来る、という能力のある人は別ですが
私のように覚えの悪い人間には到底無理なことです。
そこで出来るのは、自分に合った方法を工夫して見つけ出すという事だと思います。
この方法も、人によっては5手ずつ増やしていく人もいます。繰り返さない人もいます。

それぞれの人が、それぞれに合ったやり方で、工夫し、前を向いて、誠意をもって進んでいく。そうして上達したいものです。

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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す  岩見より

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