お金と時間と心身の健康に効果あり!~自転車生活4つの効用
創造と工夫、心に明かりを
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さて、
とある経緯を経て、移動手段のほとんどが自転車となった中年会社員武術家のJunoIwamiですが、徒歩&電車時代に比べて、いくつもの良い状況が発生しているため、その体験を踏まえてまとめてみたいと思います。
私のように「ジョギングやランニングはキツイけど自転車ならやれる」という方
「通勤に自転車を使いたいのだが疲れてしまいそう」と二の足を踏んでいる方
そんな方々の参考になればと思います。
●1. お金が溜まる
●2. 時間の有効利用が出来る
●3. 足腰への負荷が低く、ダイエット効果は抜群
●4. 精神的な充実感を得られる
の4つの効果です
目次
<<自転車移動の4大効用>>
私が体感した自転車生活の効果はたくさんありますが、特に4つほど挙げたいと思います。
どれも日常生活に直結するメリットであるのが驚きです。では、いきましょう
●1.お金が溜まる
電車代、というのは意外にバカになりません。最近はSuicaを使っているため、どの程度の金額か詳細が分かりにくいですが、家計簿に記録してみるとその金額に驚きます。
自転車での移動は電車代を始めとした移動経費がほぼゼロになります。東京に住んでいるのであれば、クルマさえ不要になるので駐車場代や維持費もいらなくなります。
また日々の小さい支出が減ります。
自転車の積載量はせいぜい前カゴ一つなので、余計なものを買うために道草をすることが減ります。本当に必要な物、欲しい物が積載量に応じて自然に選定されるので支出状況が少なくなります。
私の場合は「ちょっとビールとつまみを買ってから帰るか」という健全な中年会社員の発想が「さっさと帰ってシャワー浴びたい」に変わり、財布のひもが以前よりきつくなりました。
●2.時間の有効利用が出来る
東京に住んでいるなら自転車での移動時間は電車利用の場合と大きな差はありません。
私の場合は東京ビックサイトに向かう25㎞前後の距離なら、電車を利用するより早く到着します。
またドアトゥドア(自宅の玄関から、目的地の玄関まで)の利点もあります。
乗り換えの時間や待ち時間が発生せず、目的地に到着する瞬間までピュアな移動時間として利用できるのです。
これは非常にワンダフルな状況でして、シンキングタイムに利用しても良いですし
逆に何も考えず、心と頭を空っぽにしてみると、到着するころには心が落ち着いています。
ひたすら腹式呼吸を繰り返すというのもあります。体が温まりますし、呼吸も深くなります。テノールでも歌いたい気分になります。
●3.足腰への負荷が低く、ダイエット効果は抜群
自分のペースという適度な負荷により、無理のない運動効果が見込まれます。
その減量効果はすさまじい物があり、外食で大盛りラーメンをドカドカ食べながらも、月に1~2㎏ずつ確実に下がっていく様を見たとき「何か病気なのではないか」と不安にさえなりました。
実際、私は自転車生活を始めてから20㎏程度は減量しています。
また腰やひざが痛い時も、自転車なら負荷が小さいため移動もさほど苦になりません。
自転車の運動負荷の軽さは、慢性的な腰痛持ちの方にも有効ではないでしょうか。
●4.精神的な充実感を得られる
満員電車に乗る、という地獄の苦行が無いため通勤も快適です。会社員にとってこれは大きなメリットです。
また自転車をこぎながら、鼻歌交じりに周りの景色を見れば、味気ない移動時間も変化に富んだ自然観察に早変わりです。
車や人の往来だけではなく、風の強さや日差しの柔らかさ、動物の鳴き声など、気づかなかった感覚が五感を刺激し気分転換が図れます。
また私の様にスタミナがない人間にとっては、走る距離が長いということ自体が憧れです。
そんな人間が、自転車という手段を使っているとはいえ、一日に20~30㎞をコンスタントに走っているという事実は、精神的な達成感に繋がります。
初めて長距離を走った時「自分は今日片道30㎞、往復60㎞走ったんだ!」口に出して言ってみると、胸の中にたまらない達成感がわき上がってきました。
1.5㎞さえ満足に走れなかったときの自分には絶対に味わえなかった達成感です。
運動への苦手意識を克服するのにこれ以上ない要素となったのは言うまでもありません
フィットネスクラブに通う事もなく、身一つでこれだけの効果があるのです。
<<身近なもので大きな効果を>>
身近なものとしてありふれている自転車ですが、運動負荷が低く、楽しみながら乗っているとそれなりの距離を走り、それに応じた運動効果が得られました。
運動神経が鈍くても、誰に笑われることもありません。自分のペースで楽しみながら、景色を観察しながら走っていくことが出来るのです。
「もう5㎏程体重を落としたいな~」と思いながら、今日も鼻歌交じりに自転車を乗り回しています。
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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す 岩見より