ひと工夫~「で」を「に」に変えるために

創造と工夫、心に明かりを

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さて、言葉遊びじみた話になりますが

「基本に始まり、基本終わる」という言葉があります。
およそどんな芸事でも言われている言葉なので、ご存知の方も多いと思います。

この言葉も頭では理解しているのですが、よくよく自分の状況を確認しますと。
「基本に始まり、基本終わる」のではないかと
時々恐怖を感じます。

一生懸命やっているつもりで、同じところをグルグルと回っている。
ひょっとしたら、全然進歩していないのではないか、そういった漠然とした不安です。

これを克服するためにはどうするか?
私の場合は「分解してから工夫する」事で対応しています。

例えば、基本動作一つとっても、必ず分解できます。
動作の順番や経路といった取り組みやすいところから徐々に分解するのです。
そして稽古を続けながら、自分が考え付く限り細かくシンプルにしたら
その個別の項目に取り組み、磨いていきます。
ある程度個々の項目が磨かれたら、それを繋げる…これを繰り返していきます。

やっていることは基本動作ですが
これだけのプロセスと認識と積み重ねを経ていると
元の場所に戻ってきているように見えても、確実に進歩しています。
実際に、ビデオを撮り直してみたり、ミットを打つと違いが分かります。

ただ口を開けて、言われたことを繰り返しても成長はありません
少しの工夫による少しの成長
その積み重ねが
基本で終わってしまうのか
紆余曲折を経て基本に戻ってくるのか
分かれ目だと思うのです。

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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す  岩見より

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