寒い夜を耐えるのも面倒な撤収作業もキャンプの醍醐味として楽しんでます〜2020年2月氷川キャンプ場

凍える夜を乗り越える熱き基礎代謝を願う岩見です、ごきげんよう

一夜明けた氷川キャンプ場。

今年は暖冬といわれてはいるものの、やはり夜中は寒かったです。
そんな中でも寝袋の中で手を合わせることで体温が維持出来たのは思わぬ収穫でした。

テントから出て少し体を動かした後は撤収です。

きれいに片づけて無事に家まで帰る。
「家に帰るまでが遠足です」はキャンプにだって言えることです。

両手を合わせて棺桶気分な午前3時

不意に目が覚めました。
時計を見ると午前3時25分。

「中途半端に寒い」

寝袋の中はそこそこ暖かいのですがところどころが寒い。
特に両手が寒い。

手袋どうしたんだっけ?
もぞもぞと動きますがそれらしきものはなし。

そういえば、寝る前に寝袋の脇に置いたまま寝てしまっていた。
何やってるのかな、わたしは

今更この寝袋をといて手袋を回収するのもイヤです。

顔に当たる空気の感じから外の気温は大体2度くらいと推測。

寝袋を開けてもいいですが、そのまま体が冷えて中途半端な時間にトイレに立たなければならなくなる確率が高いです。

むしろトイレに行く方が面倒くさい。
だってこの場所ってトイレから一番遠い場所なんですもん。

なんとか手を温められないかとポケットに手を突っ込むも
それでも寒いから目が覚めたのだと思い出す。
ダメです、頭が回っていません。

あれこれとやっているうちに辿りつた答えが「手のひらを合わせて組み、胸の前に置く」というスタイル。
なんか祈っているように見えなくもない。

「え、なにこの、棺桶の中で眠る人みたいな姿」

寝袋にくるまりながら祈るように眠る姿はどこのミイラだと

自分でやってて笑えましたが、手のひらから伝わる自分の熱がいい感じで手を温めてくれます。
胸の上で手を組んでいるので腕も楽。

両手をポケットに入れただけでは感じなかった自分の中の熱の循環を感じます。

図らずもセルフ人肌を構築したわたしは、途中トイレに立つこともなく眠ることができました。

朝の稽古は環境の違いが心地良い

「グッモーニン、奥多摩の朝!やっぱり寒いぜコンチクショウ」
寒さへの一言からの朝稽古については前回の記事に書きましたのでご覧ください。

ソロキャンプでの中国拳法の稽古は環境の違いが良い刺激になる

環境の違いはとても良い刺激になりました。

撤収開始!

朝の7時過ぎ、撤収作業の開始です。

焚き火跡の片付け

昨日の焚き火の跡です。
よく燃えてくれました。燃え残りもなく白い灰があるだけです。

丸い石を椅子がわりにして、川の音を聞きながら焚火をしていた。
目の前には焚火、少し前を向けば川、見上げれば星空も見えた。
耳にはそれぞれの音が響く。
それだけで十分でした。

焚火をやるときに穴を掘ってから火を焚いているので穴を埋め戻します。
あとは石も適当に分散させていく。これで綺麗になります。

氷川キャンプ場は直火が可能なため、焚き火跡がそのまま残っている場合が多いです。

美観として美しくないのと焚き火跡がテントを張る邪魔に感じることもあるため、こうして埋め戻しています。

小物やテントも片付けよう

コップを洗ったり、テーブルを片付けていきます。
また寝袋はテントから出して一度干しておきます。

「そぉい!」とテントやグランドシートも干そうと広げて置きます。
しかし、地面はどこも石で凸凹で広げるのが難しく、前日の雨の影響で砂や落ち葉がかえってくっつく始末。

仮にテントとグランドシートを広げたところで乾きはしません。
時間をかければ太陽の光と熱で乾くかもしれないけど、期待するほどの効果はありません。
何より時間がかかります。

生乾きでも適当に見切りをつけてたたんだほうが早そうです。

「次への楽しみ」が湧き出すキャンプの楽しさ、だからやめられない

テントを固定してくれていたペグを洗いながら、帰宅してからのメンテナンスや次回の利用方法を考えます。

「片付けながら次のキャンプのことを思っている」

実はこの工程がわたしがキャンプを続けられている理由のひとつです。

撤収作業をやりながら、もう「次の楽しみ」が湧いてくる。

だからやめられない。

そんなワクワクする工程がわたしをキャンプにつなぎ止めてくれています。

キレイに片づけ忘れ物なし!さあ帰ろう

テントの跡。
グランドシートの四角い跡を見ると綺麗に撤収できたなと実感します。
こうしてみると周囲の湿気との差がわかりますね。

自分が過ごした場所をぐるっと確認。
落とし物や忘れ物はなし。

ゴミも所定の場所に分別して捨てます。

撤収作業に時間はかかりましたが、憂いなく帰宅できます。

聞こえなくなった深い水音を偲ぶ

キャンプ場のテントを張った場所を振り返ります。

風があり、影になっているので他より寒い場所です。
それでも前々からこの場所(キャンプ場の下流側の一番端っこ)で過ごしたかったのです。

ここは目の前の川の中に大きな石があります。
その石を回り込んだ水の音が、他より深く響きます。

「ドプン」と

この、時々聞こえる水底を思わせる音が、わたしの耳と心に心地良いのです。

残念ながら台風の影響で石や川の流れが変わってしまったらしく、わたしの好きな音は聞こえなくなってしまいました。

今は聞こえない深く重い水音を偲びます。

うん
今回のキャンプはもう十分に楽しみました。

そんな気持ちを胸に出口に向かいます。

楽しかった
刺激的だった
面白かった

あれだけ寒い思いをしても「次もまた来たい」と思うのがキャンプの魅力です。

家に帰ったら、もう一度テントやグランドシートを干し直そう。

そしてペグが錆びないよう油を塗りながら「次のキャンプ」を思い、笑顔でメンテナンスをやることだろう。

近くて確実な未来を楽しみにしながら、電車に乗って帰ります。

<氷川キャンプ場の記事です>
焚き火、川のせせらぎ、手抜きキャンプ飯、星空を楽しんだソロキャンプ
ソロキャンプでの中国拳法の稽古は環境の違いが良い刺激になる

今までのキャンプのざっくりまとめはこちらです
2018年9月から始めたキャンプが7回をかぞえたので並べてみました