焚き火、川のせせらぎ、手抜きキャンプ飯、星空を楽しんだソロキャンプ〜2020年2月氷川キャンプ場

久方ぶりのキャンプでテンションがアッパー気味な岩見です、ごきげんよう

2020年2月。
実に8ヶ月ぶりにキャンプに行きました。

ソロで
奥多摩は氷川キャンプ場まで。

川の音を聞き
焚き火を見つめ
手抜きのキャンプ飯に舌鼓を打ち
星空を眺める

そんなひと時を満喫しました。

いやあ、前日に飲みまくったお酒が残った状態で始まったり
準備しようとしたら道具が見つからなかったり
雨降ったり寒かったりと
いろいろありました

が!
やっぱり行ってよかったです。
そんなてんやわんやの1日をどうぞご鑑賞ください。

出遅れたのはお酒のせいです

朝の5時。
いつもより少しだけ遅い目覚め。
昨晩飲みすぎたお酒が残っています。

キャンプ場に8時に到着するつもりなら、もうそろそろ出ないといけません。
「まあ、いいや。ゆっくり行こう」
キャンプには出遅れた感じはあるけど、それでもこれから準備をして出かけよう。

キャンプの準備は失せモノさがしから

テントなどのキャンプの道具一式を用意していきます。
今回は1泊2日なので荷物も少なめ。
食材も現地で買うことにします。

だからすぐに終わるだろうと思ってたのです。

甘かった。
まさかテントのガイドロープが見つからないとは。

現実逃避として部屋に入ってきた猫を撫で続けます。
ニャー

探しまくった挙句、ガイドロープは足元に転がっていたというオチ。
今回のキャンプ、大丈夫かなあ。

気がつけば10時過ぎ、ヤバい。
キャンプ場に着いたら夕方とかいう事態になりかねません。

出るぞ!あとは野となれ山となれ

短くも長い2時間チョイの移動時間

リュックと小さいボストンバックひとつずつ
自転車の前かごにバッグを突っ込んで地元の駅へ

JR京浜東北線に乗り、新宿経由で青梅乗り換えで奥多摩へ

時間にして2時間30分ほどのプチ旅行開始です。

新宿駅で乗り換えるときに並んでいる品々を見て、世はヴァレンタインデーだったんだな、と気づく。
しみじみ

電車の中では読書をしていました。
意外とこの時間と環境は読書に良い。随分と読み進めることができました。

途中でうつらうつらと寝てたり
西の方に行くにつれて変わっていく外の景色を楽しんでいました。

キャンプ場到着!

13時10分、目的地である氷川キャンプ場に到着です
氷川キャンプ場

さあこれからキャンプだ!と張り切るも「ガコン!ガコン!」と音が響きます。
なにごとでしょう?

重機の音と共に台風の影響を知る

静かなはずのキャンプ場に響く音は重機(ショベルカー)の音でした。
川の中の石をさらって移動させています。

台風19号の影響です。
大雨による河川の氾濫はここに至ってまだ爪痕を残していました。

稼働するエンジン音
ショベルと川原の石がぶつかる音
さらう度に濁り、下流側へと広がる土の流れ

2019年12月下旬から再開したとはいえ、全てが万全に元通りになるなど勝手に思い込んでいました。

「ここまでまだ影響があるのだな」

よく見ると川の姿も全然違っています。

あったはずの大きな石がなくなっていて
水の流れる音も違うことに気がつきます。

期待していた「静かな環境、きれいな川」という姿はなかった。

しかし、そこでめげることはありません。
むしろこのキャンプ場の新たな一面が見れる可能性があるかもしれないのです。

当初とは違った期待に胸がふくらみます。

テント設営

さあ、気分を切り替えてテントの設営です。

2月は人がいないので自由に場所を選べます。

折角なので以前から気になっていた一番端の位置に陣取りましょう。

作業をし始めてから気づいたのですが、この場所って地面が砂なんですね。

「ペグ刺さるかなあ」
(ペグ:テントを固定するときに使う大きな釘みたいな道具)

ハンマーいらずで地面に刺さるのは楽ですが
その分抜けやすい。

特にわたしの使うピラミッド型のワンポールテントは1〜2箇所ゆるむとポールが倒れます。

なのでここは一工夫。
地面は砂地ですが、あたりを見ると石がゴロゴロとたくさんあります。

その中から大きめの石を選び、ペグやガイドロープの上に石を乗せて固定する。
こうして抜けないようにすればなんてことありません。

ついでにポールの下に石を敷いてポールが地面に沈まないようにします。

よーっし、こんなものでしょう。

砂地でもワンポールテントが立てられるのがわかったのは収穫です。

あーいいね。アースカラーのテントが景観にマッチしている(自画自賛)
図らずも、川に流れる泥の色がいい感じの色合いになってます。

街中の散歩

設営後はフリータイム。
キャンプ場を出て街に出ます。

フラフラと歩きながら目についた風景の写真を撮る。

歩いている途中にデジタル一眼レフカメラと星空撮影用の道具を忘れたことに気が付きます。
ああ、カイロも忘れている。夜凍えないかなぁ

まあないものは仕方ありません
人間、時としてあきらめが肝心です。

コンビニが2件あるので水とお菓子を買ってきて戻ります。

焚き火を始めよう

キャンプ場に戻ってきたらもう15時30分ほど

そろそろ焚き火や夕食のことを考えた方が良さそうな時間です。

風向きを考えて焚き火を起こす場所を探します。

テントより風上側で焚き火を起こしてしまうと、火の粉がテントについて穴が開いたり、煙でテントが燻製臭くなってしまうのです。

川の下流側から上流に向けて風が吹いているのを肌で感じました。
テントから少し離れた上流側で焚き火を起こすことにしました

少し穴を掘り、周りを石で囲んで簡易的なかまどのようにします。

途中、雨が降ってきて作業を中止したものの、その間はテントにこもっての読書タイムとしゃれこむ。
同伴者がいないのでこの辺りの行動も本当に自由気ままにできます。

着火!レッツ焚き火タイム

さーって、上手く着火してくれよー

持ってきた固形着火剤にライターで火をつけます。
そのまま新聞紙に火を移して小枝や落ち葉、そして薪へと火を大きくしていきます。なんかこうした作業が楽しいです。

…あ、消えた。
やはり雨に濡れた落ち葉を使ったのは悪手でした。

もう一回です。

今度は火吹き棒も使って息を吹きかけて火を盛り上げていきます。

燃えろファイヤー!

おっしゃ!ここまでくれば消えないでしょう。

あとは薪をくべながらボーっと火を見つめて過ごしていきます。

食事タイムは簡素においしく

18時20分、そういえば、今日は朝から何も食べてなかったです。

シングルバーナーでお湯を沸かし
家から持ってきたカップめんに注ぎます。

待っている間に取り出したる「干し芋」
焚火で炙って食べます。

美味し!
ただ美味し!

甘さともちっとした感触
火であぶったことによるあたたかさの中にある縁の部分のカリカリ感

たまらん

カップめんもすする。

「あーーーーー」

たまらんね

ファミマの海鮮カップめんがここまで美味い
美味すぎる

吐く息が白くなる寒さの中、確かな温かさを感じる幸せ。

「幸せ基準がやっすい男」と笑いたければ笑え。

この小さくも確かに感じる感覚こそが幸せなんだ。

くつろぎの時間~焚火と星と川のせせらぎ

焚火にあたりながらスープの汁も飲み干す。

グイッと上を向き空が目に入った。

動きが止まる。

星が輝く。

とても綺麗だ。

手だけを降ろし、そのまま星空をみる。

目が慣れると見える星の数も増えていく。

しばらくそのまま

目を前に戻すと暗い中、川が見える。

水の流れる音がいつまでも続き
そこに焚火の音が混ざる

ザーザー、パチパチ

上を見ると静かに星空が広がっている。

目の前の川
足元の焚火
頭上の星空

美しく、満たされている感覚がしみわたる。

ああ、いいなあ
こういうの

ひとりでしずかでみたされている

なにも考えることなく
火を見て
川の音を聞き
星空を見上げて
ほうっ、と息を吐く

薪をくべる
火が消えないように

ただそれを繰り返す

気がつけば最後の1本の薪
焚火の上にそっと置く

静かに、薪に火が燃え移る様子を見る。

ただそれだけの時間があった。

焚火も終わって日も落ちて

気がつけば21時30分。

薪1束で4時間近く「今、ここ、自分」に居続けることができました。

(熾火(おきび)もいい感じになってます)

さあ、今日を終わりにしましょう。

テントに入りマットの空気が抜けてないかを確認する。

寝苦しくないようにと首巻きを2個からひとつに減らします。

ルーム用の靴下を重ね履きしたら、想像以上に暖かくて安心しました。

頭にはニット帽

寝袋のファスナーは上まで上げて、顔付近にある紐をキュッと閉めて首元から冷気が入らないようにします。

今夜の気温は3度くらいになる予想。
これならカイロなしでも問題なさそうです。

長いようで短い、濃密な1日が終わります。

おやすみなさい。
おつかれさまでした。
川の流れの音を聞きながら、眠りにつきました。

<今回のキャンプの記事です>
ソロキャンプでの中国拳法の稽古は環境の違いが良い刺激になる
寒い夜を耐えるのも面倒な撤収作業もキャンプの醍醐味として楽しんでます

<キャンプ関連のリンクです>
2018年9月から始めたキャンプが7回をかぞえたので並べてみました