テガラランのテラス・パディ・カフェで棚田を見ながらのどかにランチを〜2019年6月バリ島旅行
のどかなランチタイムにご満悦な岩見です、ごきげんよう。
バリ島観光ツアーが始まり、午前中にゴア・ガジャ遺跡を見てきたわたしは、ランチのために移動中。
行き先は棚田(たなだ)で有名なテガララン村にあるカフェのひとつ、テラス・パディ・カフェ。
バリ島の主食であるお米をつくる棚田を眺めながらのランチと洒落込みます。
目次
テラス・パディ・カフェ
今回ランチをとったのは「テラス・パディ・カフェ」。
テラス・パディ・カフェ公式ホームページ(英語です)へのリンクはこちら
BALI NAVI(日本語)へのリンクはこちら
テガラランの棚田を見ながら食事ができるカフェのひとつです。
入り口のすぐそばには黒板にはチョークで書かれたメニューがありました。
その絵がまた素晴らしくうまい。
バリ島の人たちは手先が器用だとは聞いていましたが、こうしたディスプレイひとつでも十分に感じることができるのは素直に感激です。
「この看板、写真に撮ってもいいですか?」と聞いたところ、にっこり笑ってオーケーオーケーと言ってくれる。
そんなやりとりが気持ちよかったです。
光の中は四角形や丸いテーブルがいくつもあり、50〜60人は入れそうな感じです。
私はなんとなく遠慮していたので、席に着くのをもたもたとしていたら奥へ奥へと通され、結局お店の1番端の東屋のようなところに座ることになりました。
ところが実はここが1番と景色の良いところで、他のテーブルより高い位置に設置された見晴らしの良い場所です、ラッキー!
ツアーなので食事は事前に選べました
移動中のバスの中でこのカフェで何を頼むか、あらかじめアンケートが取られました。
観光ツアーとして参加する場合、こうしたところで手間が省けるのはいい感じです。
現地についてからいろいろメニューを考えるのも良いですが、ここは効率の方を優先したいですね。
<前菜>
ルンピャータ(春巻き)またはソト(鶏肉)
<メイン>
ナシゴレン(焼き飯)またはミーゴレン(焼きそば)
<飲み物>
コーヒー(アイス、ホット)または紅茶
デザートは1種類のようです。どんなものが出るのか楽しみ。
ちなみにわたしは
・ルンピャータ(春巻き)
・ミーゴレン(焼きそば)
・紅茶(アイス)
にしました。
他の人が選ばなさそうなものをあえてチョイスです。
食べやすく、そして日本とは違う感じ
さて、順番に運ばれてくるので食べていきます。
日本人観光客に向けておそらく味を少し変えていると思います。
そのおかげか食べやすい感覚を受けながらも、ちょっと辛さも感じるいい塩梅でした。
大人には全く問題ない辛さです。
子ども連れの日本人旅行客からは、「(子供が食べるには)ちょっと辛すぎる」という意見もありましたね。
ルンピャータ(春巻き)
小さく刻んだ根菜が入った春巻き。
ソースがピリ辛でチョイ刺激的です。
ミーゴレン(焼きそば)
食べやすい、ほのかな甘みも感じる焼きそば。
日本人の舌にあってるかも。
と、思ったら違いました。
「あ、違う。
これ、あとから辛さが来るタイプだこれ。
み、水をくれい!」
皿に乗っている「えびせん」や卵で味を緩和しながら食べ進めます。
辛くて、うまい。
日本からくる機内食でも思ったのですが、基本的には濃いめの味のようです。
そして、他の食事で種類を変えて口の中で変化を楽しむといった感じなのかな。
デザート
黄色いのは揚げバナナ
緑のは、ココナッツ、だと思う、多分。
繊維がしゃりしゃりしてて面白い食感。
シナモンの香りもグッドです。
今までが辛かった分、こうした甘みのあるメニューがとてもありがたく感じます。
紅茶(アイス)
アイスティーで一息つきます。
飲み物は味が薄いかな。
固形物の味が濃かったから、このくらいがいいのかも。
思い返すとバリ島で氷を頼むのは結構リスキーだったような気がします。
しかし腹を下すこともなく普通に過ごせたことから、このお店の衛生管理はちゃんとしたものであると自分の体で実証されました。
追伸 青唐辛子入りナシゴレン
ちなみに、隣の人はナシゴレンを食べていたのですが、急にこの人がジタバタともがき始めました。
ここのナシゴレンには青唐辛子が1本入っていました。
(ミーゴレンには入っていなかったのに、ナシゴレンには入っているところにこだわりを感じます。)
しかも緑色の付け合わせの中に紛れ込んでいるものですから見分けがつきにくいというなかなかの策士っぷり。
何も知らずに食べて、その辛さにびっくりしたようです。
あまりにもリアクションが大きいので「毒でも入っていたのか」と一瞬心配になりました。
結局その人はしばらく悶絶したのち、オレンジジュース(250円ほど)を追加し口の中を沈静化していました。
なんにせよ、そのひとのありさまを見て、同じナシゴレンを頼んだ人たちは、自分の皿から、あるいは子供のお皿から青唐辛子を分けていました。
ありがとう、目の前の人。
あなたの悶絶っぷりは他の人の危機意識を跳ねあげてくれたよ。
のどかで開放的な風景が心を和ませる
さて、食べ物で腹も膨れました。
ここであらためて周りを見てみると、開放感のあるテラス席から棚田がよく見えます。
空は青くて広く、緑が濃い
風が吹くと本当に気持ち良い。
うん、実に良い。
とてものどかです。
下の方から妙に人の気配がするので手すりから下を見ると、ブランコがありました。
高い木の枝にロープを結んで吊り下げる、振れ幅の大きなブランコ。
たまたま高台にあるテラスから見下ろしているけど、これは現場で見たらえらい高いんだろうな。
そこでいろいろな人たちがテンションの高い奇声をあげながら空中で足をブラブラさせながら楽しんでいます。
今回は時間もないので乗れませんが、いつかやってみたいですね。
シチュエーション的にアニメ「アルプスの少女ハイジ」のオープニングを思い起こすので、あのヨーデルみたいな声をあげながら全力でブランブランしたいです。
もう一度、室内に目を戻すと外とは違う色合いだったことに気がつきます。
木の色、テーブルのチェック柄
先ほどまで食べていた食事の彩りも豊かでした。
味だけでなく、目も楽しませてくれるこの環境はとてもいいところなのだとあらためて感じます。
吹き抜ける風に心地よさ
蒸し暑さを感じない空気を肌に感じながらの休憩でした。
午後のツアーも楽しみです。
「テラス・パディ・カフェ」の場所はこちらです
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