自分の中を探ってみよう

創造と工夫、心に明かりを
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さて、
私が主にやっています形意拳は、主として沈墜勁を発力の起点としています。

いかに重力に逆らわず、「ストン」と落ちる力を利用していくかが課題となっています。

何も考えずに打とうとしますとテレフォンパンチのようなバレバレな打ち方になりますし
かといって、慎重にやりすぎては返って一致性が損なわれる可能性があります。

特に、コントロールがうまくいっていない状況では
「強く打とう」という強力な自己暗示が起こり
それに伴って「必要以上に姿勢が前傾しやすい」というのが体験談です。

こうならないように
背骨のラインを意識して立ち
頭の上から足の裏まで、振動が過不足なく伝わる位置…
それが自分にとってどこにあるだろうと探っていきます。
つまり、自分の中を探っていくことで、自分にとっての「解」を出していきます。

これを少しずつ進めていくと、コントロールの切っ掛けが見えてきますので、
それを元にしてまた積み上げていきます。

ただ、積み上げた「解」が本当に正しいかというと、これはなかなか難しいです。
だから人に見てもらったり、何かしらの検証材料を用意するのです。
十人十色が中国拳法の特徴とはいえ、やはり最適解や一般解はあります
自分で出した解と、最適解や一般解との摺合せを行うのです。

ここで検証し、体感を得て、また稽古に戻る…この繰り返しだと思います。
自分だけではできない事、成し遂げにくい事も、
意外に人が関わるとスーッと道筋が見えてきたりするものです。

ですので、今日も今日とて稽古ですが、同じ稽古でも中身が以前とは違うのです。
少しずつ一歩ずつ、自分を構築して進んでいくのです。
その先に何があるかは分かりませんが、ただただ歩み、前へ前へ

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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す  岩見より

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