タイマーを片手に小さくスタート~武術の練習時間ゼロからの脱出

創造と工夫、心に明かりを
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さて、
中学は写真部、高校は帰宅部の私が大学に入ってから少林寺拳法を始めた時、一つの問題がありました。
それは練習するための時間の作り方が分からないという事でした。

また社会人になり仕事に忙殺されるようになって出てきた問題は、武術の練習時間がゼロに近くなった事でした。

二つに共通することは、「練習時間がゼロに近いから、何とかしようよ自分」という事です。

中年会社員武術家JunoIwamiは、始めは小さく、本当に小さなスタートから始めたのです。
それは練習時間を確保するという事に対しても同じでした。

●1.失敗への不安はひとまず脇に置く
●2.タイマー片手に「5分だけ」やる
●3.欲求により押しのけられる不安

小さなスタートを切る、これは格好良くはありませんが、実に重要なことでした。

<<●1.失敗への不安はひとまず脇に置く>>

今までやったことがないから分からないという不安。
練習時間を増やして仕事や健康への影響が出るのではないかという不安。
心配を始めたら止まりません

しかしそれについていちいち悩んでいてはそれこそ時間の無駄です。
私は心配するために時間を費やすのではなく、練習をするために時間を使いたいのです

ですから心配事は脇に置きます。言いたいことも、未来への不安に揺れる心もありますが、それはそれとして出来る事からやっていくのです。

<<●2.タイマー片手に「5分だけ」やる>>

「武術の練習をしよう」
目的はシンプルに、行動は大胆に、私は忙しい、または分からないと思い込んでいた現状にメスを入れていきました。

そのためのやり方は何も特別なことではありません。
「タイマーをセットしてから始める」ただこれだけです。

タイマーは5分をセットします。キッチンタイマー、腕時計、携帯電話、スマートフォン、パソコンのデスクトップ、何でも構いません。

スタートしたら、まず柔軟体操を始めます。屈伸や伸脚を始め体の各部を伸ばし、そして緩めていきます。

次に呼吸法です。吸って、吐いてを繰り返し…「PiPiPiPiPiPiPi!!」
もう5分が終わりました。あれ、思ったより短い?

<<●3.欲求により押しのけられる不安>>

この5分で思う事は「始めればあっという間」ということ
そしてもう一つは、「足りない」ということです。

柔軟体操で5分などあっという間に過ぎ去りました。
呼吸法もできませんでした。
少林寺拳法の突きも、形意拳の基本である三体式で構える事さえも出来なかったのです。

足りない。まったくやった気がしない!
何と言いますか「おあずけ」をされている気分です。

私はそこに物足りなさを感じました。その感覚は漠然とした不安を押しのけ、自分がやりたいと思う時間を作るための行動に駆り立てました

我ながら単純だと思いますが、この「5分だけ頑張る」というタイマーを使った小さな行動は、見事なまでに効果的でした。

<<小さく始める事が大事>>

たかが5分、されど5分。そして「おあずけ状態」になる5分
出来る事が限られるからこそ、小さい状態で始める事になります。

始めから大きく始めるのではなく、小さく始めるからこそ、そこに不満を感じ、解消しようとします。

その結果として練習時間確保に向けての継続的な取り組みが出来るようになったのです。

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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す  岩見より