ストレスから自己観察を進める〜抑圧と投影の例を紹介します

映写機
創造と工夫、心に明かりを
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自分を観察し続けることが柔軟なストレス対策に繋がると思っている岩見です、ごきげんよう。

昨日の投稿で「投影」について書きました。
投影は抑圧している自分の心のうちや感情が
他人や世界に映しだされるという考え方です。
「投影」に思う日々〜イラつきの数だけ心が軽くなる考え方

今回は投影と抑圧について自己分析を交えながらの例をあげてみたいと思います。
自分がどんなふうに物事を思っているか
そこを見ることができれば、それはストレス対策に繋がります。

・違和感、不満を上げてみる
・なぜそれを感じるかを掘り進める
・出てきたことを受け入れる

違和感、不満を上げてみる

列挙していく
書き出すものを用意します。
紙とペン、またはパソコンでもいいですね。
そうしたものに違和感を感じたこと、不満を感じたことを書いていきます。

例えばこんな感じです。
・内容の薄い会議は本当に苦痛だ。
・否定的な決めつけばかりの会話に巻き込まれると腹立つ。
・食事をするときにくちゃくちゃと音をたてられるとイラっとくる。
などなど

いろいろと書いていきます。
どんな小さいことであってもかまわず書き連ねていくことが重要です。

こうして挙げていったことをざっと眺めて一つだけ選びます。

なぜそれを感じるかを掘り進める

スコップで掘る
ここでは「食事をするときにくちゃくちゃと音をたてられるとイラっとくる」を選んで自己分析してみましょう。

不満
イラつき
違和感
感情や思考
そうした事を自分に問いかけていきます。

音をたてられると…
「食事に集中できない」
「どういう教育を受けてきたのだろうか」
始めは表面的でなんとも独善的な理由が答えとして出てきます。

「自分のたててる音は気にならないのだろうか」
「そういえばわたしはどうなのだろうか」
だんだんと視線が自分に向かってきます。
他にも本音や感情が混ざる声が聞こえてきます。

「そういえば、小さいころ食べ方にすごく注意されてたな」
「あれもこれもダメ。注意ばかりで味なんかわかったものではなかった」
過去に記憶や考えが飛んでいます。

「小さい時は怒られるのが怖くて音なんてたてられなかったな」
「そうだよ、ずっと周りにばかり気を使って全然食事が楽しいと思えなかったよ」
だんだんと普段は思い出さない不満や欲求があぶり出されてきます。

こうして少しずつ問いを投げかけていきながら自分の中を探っていきます。

出てきたことを受け入れる

内なる言葉
出てきたことを書き出したら
そうしてそれらを目で見て
時には口に出して「それでいい」と受け入れていきます。

イラっとしたことも受けれて
そこから思い起こされる気持ちも受け入れます。

「そうだよね、食事中に音をたてたら怒られてとても怖かったよね」って
小さいころのこともちゃんと認めます。

こうして初めて「ああ、わたしも本当は音のことなんか気にせず、マナーなんて気にしないで美味しいものをおいしいと思いながら食べたかったのだな」と
達成できなかった欲求の正体がわかるのです。

まとめ

今回例に挙げた「音を立てて食べている人に感じたイラつき」は
自分が子供のころに音をたてて怒られていたこと
そしていつの間にか「マナー」の名のもとにやらなくなったことを思い起こさせました。

「本当は音のこともマナーも気にしないで美味しいものをそのまま食べたかった」という子供のころにかなえられなかった欲求は抑圧されていて、なかったことになっていました

そうした抑圧された欲求があるから、それが現実で「音をたてて食べる人」となってわたしの前に現れたのだろうというのが投影という考えです。

ストレスと思ったことを基準にして自己分析を行うことで
抑圧や投影、その正体を見つけることができます。

こうした自己理解を進めていくことでストレスへの柔軟な対策が取れると思っています。

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