「投影」に思う日々〜イラつきの数だけ心が軽くなる考え方
創造と工夫、心に明かりを
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心の持ちようで曇り空もごきげんにみえる純真な大人と言い張る岩見です、ごきげんよう。
イラっとしたり感情がモヤモヤとするときは誰にでもあり
わたしも人の行動を見て「ああいうのなんか嫌だなあ」と思うときがあります。
こうした感情を抱いたとき、わたしは心の学びでいう「投影」について考えを巡らせます。
自分の感情と投影について考えていくことで
モヤモヤやイライラが解消したり
新しい自分の一面に気づいたりします。
今回はそうした「投影」について話をします。
・投影とは
・抑圧への気づき
ちょっと忙しくてイライラしやすい時期や
人の行動に強烈に苛立たしい感情を抱いたときにこの考え方があると結構便利です。
目次
投影とは
投影とは心理学やカウンセリングなど心の学びでよく出てくる言葉です。
「そのときの心の状態が他人や環境に映し出される」と説明されています。
…なんのことかさっぱりですね。
簡単に言うと
「イライラしているときはイラついている人や怒っている人が目に付きやすい。」という感じです。
別の言い方をすると
「怒っている人が気になるときは、わたしが(気がつかないけど)怒っている状態にある」あるいは「怒りそうなくらい不満や不安を抱えている」
という状態になります。
抑圧への気づき
投影の考え方が面白いのは
自分の周囲で起きていることをみながら
自分の心の内をもう一度探れることです。
たしかに変なことをやっている他人を見るとイラッとしますが
問題はそうした他人の行動を見て、自分の内側の何が騒いでいるのか
それを観察できる機会が得られることです。
観察や心の内を探った結果
イラついていたことは
実は自分が気がつかない間に自分に禁止していたことだったり
幼い頃に切り捨ててしまった感情だったりします。
いつしか禁止したことや
切り捨ててしまったことも忘れて日々を過ごしていたところ
それをやっている人を見てしまい
封印していた諸々の感情とともに「イラッ!」としていたとわかるのです。
禁止したこと、切り捨てたこと、なくしてしまったことさえも忘れていることを
心の学びでは「抑圧」と言います。
この抑圧に気づくことができると
心はかなり軽くなります。
その軽さや快感は相当なものであり
先ほどまでイラついていた人に向かって
「ありがとう、アミーゴ!!」
と言いたくなるほどです。
まとめ
「投影」はさまざまな感情や行動に当てはまります。
嫌い、イヤだ、苦手、逃げたい、どうにかしたい、などの感情が出てくるものが対象になります。
その感情の裏には抑圧されている「なにか」があります。
心がざわつくから、イラつくからといって
それらを無視したり排斥しようとしないで
「何がそんなにイヤなの?」と
そっと自分に問いかけてあげると
新しい発見があるかもしれません。
なにより
自分の心が自分に気づいてくれたことをとても喜んでくれる感覚がします。
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心の学びとしてビリーフリセット®を大塚彩子さんから教わっています
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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す Junoiwami(岩見)より
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