バイクが多すぎて道路がわたれない?ニャチャン初日で異国に来たことを実感した

バイクの群れ

ベトナムの道路というとスクーターをはじめとした二輪バイクが所狭しと走っているイメージがありました。
ニャチャンに到着した時もそのイメージ通りの光景が目の前で繰り広げられていました。

ただ想像以上だったのは、バイクの流れに切れ目が全くないということでした。

いよいよ到着したニャチャン
日没後に街に出た私たちは「道路がわたれない」というなんとも衝撃的な道路事情と

「いやいや無理だろこれわたるの」と、ビビりな一面を自分の中に発見することから始まりました。

目次

道路がわたれないふたつの理由

道路がわたれない。
誰かに話すと「なんだそれ?」と言われます。
もし、わたしが日本に居続けたのなら同じ反応を示すでしょう。

でも仕方ないのです。
ここは日本ではありません。

ルールも、車種も、スタンスもまるで違ったのです。

道路の様子

信号と横断歩道がない

「2個以上、5個未満」
この数字は、空港からホテルまで、車で約40分走って見つけた信号機の数です。

ホテルが軒を連ねる海辺のメインストリートということを差し引いても、少ないと思います。

「道路をわたるときは横断歩道で待ち、信号機の色が変わってからわたる」
この前提となる信号機も横断歩道も極端に少ないのです。

わたるタイミングがつかめない

信号機がないため、バイクはスピードを緩めることなく走り抜けることができます。
先ほど書いたようにバイクの数も半端ではありません。

ただ、左右をみると、地元の人や何人かの観光客は慣れた様子で横断歩道もないところ(実は翌日わかったのですが、道路にはところどころに消えかけた横断歩道がありました)でタイミングを合わせて渡っていました。

私たちにだってできるはずと思ってやろうとしましたがうまくできません。

到着直後で時間帯は夜
視野も悪く
バイクの量もスピードも日本とは比べ物にならない
ヘッドライトで距離感は掴めない
なにより疲れていて判断力も鈍っていた。

おかげで、わたるタイミングがつかめませんでした。

異国、異文化に足を突っ込んだことを理解したッ!

結局、スゴスゴと自分たちの部屋に戻ることにしました。

でもなんと言うのでしょうか
「異国に来たァ!」という感じがしました。

信号と横断歩道という日本では当たり前にあるものがない。
そしてこの国ならではのルールがある。

でも私たちはこの国のルールや文化がわかっていない。
だから道路をわたることさえできない。

そんなわけで
到着初日は「道路さえわたれなかった」という衝撃的で驚愕の道路事情と自分のビビリな一面を見ることで幕を開けました。

そしてこの一件が、かえって異国、異文化の地に足をつけたことを実感させてくれました。
「いやあ、これからの数日間が楽しみだね」
懲りない面々のニャチャン生活の始まりです。

異国の眺め