中国拳法の練習を見た人のリアクション~印象深かった言葉3選
創造と工夫、心に明かりを
———-
さて、
今でこそ河川敷で練習をしている中年会社員武術家JunoIwamiですが、以前は公園を始めとした不特定の広い場所を利用していました。
そこに通りかかる人達の好奇の目も気にせずに普通に練習していましたが。
その人たちの話す言葉はどうしても耳に入ってきます。
今回はこうした「かけられた言葉」で印象深かった言葉を3つ紹介します。
●1.回っているよあの人
●2.君、君、そこで何してるの?
●3.あ、○○○だ
「ねえ、ママあの人…」「見ちゃいけません!」というやり取りは、お約束過ぎるのでここでは外します。
…あれって、実際言われるとグサッと来ます。
目次
<<印象は人それぞれ>>
本人としては真面目に取り組んでいるわけですし、あまり気にしても仕方がないのでうすが、やはり第三者から見ると「不思議な踊り」とか「変な動き」をしている人に見えるのかもしれません。
●1.回っているよあの人
若いカップルが私の事を指さして言っています
「ねえ、あの人なにやってるの?なんか回ってるんだけど」
「さあ、踊りの練習じゃない?」
そんな踊りはありません
中国拳法では「あまり武術っぽくない」練習方法が多くあります。
八卦掌と呼ばれる拳法は、直径2~3mの円周を回り続ける練習法がメインとなり、形意拳も内容によっては回ります。
そんな「回る練習」を見られた時の一言です。
なんとなく、こころなしか「指さしたけど関わりたくない」ニュアンスを感じたのは気のせいでしょうか?
●2.君、君、そこで何してるの?
言わずと知れた職務質問です。
「槍です」「え?」「槍の稽古です。形意大槍と言います」「そ、そうか、頑張ってね。迷惑かけないようにね」「はい」
武術っぽい練習にしようと、槍の練習をしていたらこれがあります。
棒術の練習をしている時にもお世話になりました。
なかなか上手くはいかないものです。
槍の稽古、もっとメジャーになってくれないでしょうか
せめて駅でゴルフスイングやバットを振る程度に生活に密着してくれれば良いのですが
●3.「あ、○○○だ」
形意拳の練習中、黒い犬を連れたご婦人が私の事を見ながら言った言葉です。
○○○には某新興宗教団体の名前が入ります。別に空中浮遊しているわけではないのですが…
ちょっと待ってマダム、話を聞いて!
違うから!もの凄く違いますから!!
振り返ると、ダッシュで逃げていくご婦人と黒い犬1匹が…
何と言いますか、やはりそういうイメージなのかな?と少しだけ悩みました。
<<分からないところから始まる会話もある>>
時々ですが、声をかけてくる人もいます。
「何かの練習ですか?」
武器の練習の時はもっと明確になりますが、ほとんどの場合こうしたとても漠然とした問いかけから始まります。
私はこうして聞いてくる人、懐に入ってくる人と話をするのが好きだったりします。
そうした意味では、人の目の多い公園での練習に戻るのも悪くはないかもしれません。
———-
立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す 岩見より