Junoiwamiが演武のときはメガネをはずそうと思った理由とその結果

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創造と工夫、心に明かりを
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全世界にいるメガネ男子にとってメガネというのはアイデンティティーといっても過言ではありません。

時にフォーマルに
時にカジュアルに
その人の個性を引き立たせ、魅力的に写すマストアイテムといっていいでしょう。

できれば就寝時以外は、
いえ、就寝時ですらつけたまま寝たいくらいです。

しかし
ああ、しかし!
それでもJunoiwamiは選んだのです。

「演武のときは、そのアイデンティティーを外そう」と

今回は、気持ちよく演武をするためにメガネを外すという選択をした理由の話です。

・演武でメガネをつけると…
・演武でメガネを外してみた
・そしてわたしはメガネをはずす

演武でメガネをつけると…

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メガネをつけるメリットはとても単純です。
「いつもと同じ風景が見える」

これです。ただこれだけの事実がとても安心感をもたらします。

人という生き物が受け取る情報の8割は視覚情報といわれています。
メガネ男子にとって
いえ、メガネを愛する人類ならなおのことこの重要性がわかるかと思います。

メガネをつけたまま、見えている世界の中で演武ができることは
「当たり前の風景の中で演武ができる」という安心感をもたらします。

しかし、しかしです。
ここには一つデメリットも内包しているのです。

「もし、演武中にメガネがズレたら
いや、まかり間違ってスッ飛んで行ってしまったら?」

もう、気になって仕方ありません。
見えていた景色が「わずか」ですがズレます。
いままで普通に見えていたものが、同じなはずなのに違和感を感じます。

耳にかかっていたメガネのツルの感触がいつもと違って軽く感じて
これ以上ずれたらどうなるのか
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「あ、ちょっとメガネが落ちたんで拾いますね」
とか
「クイっとメガネを直してから演武再開」
とか
そんなことはできません。

演武でメガネを外してみた

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では、メガネを外したらどうなるのか
もちろん風景がにじみ、ぼやけます。

いままで見えていたものが全く像を結びません。

では不安になったのか?

いいえ、そうではなかったのです。
どのみちここからやるのは「わたしの演武」です。

観客の顔が見えなくても声援は聞こえます
審判の位置やはみ出してはいけないコートラインは色でわかります

なにより、ほかのことが見えない分、自分に集中できることに気づいたのです。

もちろんメガネをかけていないので
「ズレたらどうしよう、スッ飛んだらどうしよう?」という
見えない未来への不安が頭をかすめることもありません。

いけます。

デメリットもあります。
目が見えていないため「眼力」を維持するのに工夫が必要となることです。
動きと目線の一致具合がメガネをかけているときより低くなるため
「気持ち強めに」目に力を入れる必要があります。

これをやらないと、人によってはぼんやりしているという印象になることもあります。

また距離が離れている人に焦点を合わせることが難しいため
演武が終わった後の礼の視線が微妙にずれる可能性もあります。

そしてわたしはメガネをはずす

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わたしは形意拳の演武中にメガネがズレかけたことがたびたびあります。
それは前後移動の途中であったり
左右に体を切り替えたりする場面であったりです。

もちろんメガネのツルをバンドで止めるという案もやりましたが
どちらにしても、ものすごく集中力を乱されました。

そうした経験が重なり
気持ちよく演武するために
一発勝負の状況で後悔しないために

わたしは演武中のメガネの着用をやめたのです。
2015年の演武はそれによって高い集中力を維持したまま
自分の世界に没入し気持ち良く演武を終えることができました。

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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す  Junoiwami(岩見)より
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