体温上昇がもたらす健康のために~中国拳法で「筋肉」と「内臓」を鍛えよう
創造と工夫、心に明かりを
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さて、
中国拳法の練習でも、散々自転車を乗り回した後でもよいのですが「ああ、これ絶対に風邪ひかないな」と思う・・・といいますか断定した時があります。
それは運動直後に体温を計った時に強く確信しました。
もちろん「絶対」ということはないのですが、以前に比べて「いちいち風邪の心配をしなくて良い」という状況は、とても楽に毎日を過ごす条件でもあります。
●1. 風邪じゃないのに体温が38℃を超えた!?
●2. 中国拳法で体温が上がる理由
●3. 自転車で体温が上がる理由
中年会社員武術家JunoIwamiは毎日、健康に、伸び伸びと暮らすことを目指しています。
目次
<<知識と実感の両方を得ると強力な武器になる>>
保健体育の授業で「運動をすると体温が上がり、免疫力が向上する。その結果健康増進につながる」という話は聞いていました。
詳しい免疫学などの話は脇に置いておきまして、
私の場合、これを「実際に体温を計ってみる」ことで確認したのです。
こうした「知識」+「実感(事実)」に基づいた判断は、自分を後押ししてくれる強力な武器となります。
●1. 風邪じゃないのに体温が38℃を超えた!
ある時、運動後に随分と体が熱かったもので体温を計ってみました。
「……38.2℃!?」
驚きの体温です。シャワーを浴びた直後にもう一度計り直しましたが殆ど変わりません。
体温がスーッと下がったのは、それから1~2時間後でした。
●2. 中国拳法で体温が上がる理由
中国拳法の場合、太極拳をイメージしていただければよいのですが、一般のスポーツより運動負荷は低いと言えます。
ですが、その分ゆっくりとはいえ全身に運動負荷がかかるようになっています。さらに加えて、中国拳法の場合は「呼吸」が重要視されるため、腹部へのつまり内臓の刺激や活性化が図られるため、これも体温の上昇や免疫力の向上に繋がります。
中国拳法の場合は、その体系的に「筋肉」と「内臓」の両方にアプローチして体温を上げてくれます。
病み上がり体で太極拳をやっていると体から湯気が出てくるのは、こうした体温の上昇と自然な発汗作用が起こしたものと考えています。
●3. 自転車で体温が上がる理由
私が好んで乗り回している「自転車」ですが、これは何と言っても下半身の筋肉を集中的に刺激してくれることが特徴です。
太ももなどをはじめとした下半身の筋肉はとても大きく、ここを刺激するとガンガンと熱を発してくれます。
ランニングよりずっと運動負荷が低いため、長時間乗り回したり運動することが出来ます。
「有酸素運動の必要性は感じるが走るのが苦手」という私にとってはまさに理想のマシンです。
<<他のスポーツをやっている人は?>>
ランニングを趣味としている会社の人に「走った後に体温計ったことあります?」と聞きましたら「いや、一度もないけど?」と返されたので、上の●1の体温上昇の話をしてみました。
数日後、「おお!本当だったよ、体ってスゲーな!」と笑いながら言ってきました。
「そりゃあ、あれだけ体温上がれば風邪なんぞひかんわ。
一時的とはいえ高熱発している時と同じ体温になるんだからな。
しかもその熱も直ぐにスッと引いてくれるから楽だ。」
そのようなわけで、運動する人に共通に見られる症状のようです。
急激な運動はいけませんが、平熱からほんの少し体温を上げる程度の運動は自分の健康のためにも、続けていくことに間違いはないという確信に至りました。
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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す 岩見より