朝に目覚める楽しみを~心地よさ優先の武術の練習がそれを手助けします
創造と工夫、心に明かりを
———-
さて、
中年会社武術家JunoIwamiの朝の練習は、好きな事または心地良い事を中心にしてやるようにしています。
これは朝の心地良さを自分に覚えさせることでモチベーションを維持するという理由によるものですが、もう一つ理由があります。
それは「朝に目覚める楽しみ」を明日の自分に思い起こさせるためです。
今回は「朝の楽しみを感じる」事を中心とした練習について説明します。
●1.出来る練習から「心地良さ」があるものを選ぶ
●2.運動後の食事のおいしさを知る
朝に武術の練習をする、このワンアクションから、体を動かす心地良さと食事がおいしいという生理欲求が得られることを知ってしまうと、寒い冬の朝でさえ、起きる事が楽しみになります。
目次
<<●1.出来る練習から「心地良さ」があるものを選ぶ>>
朝の時間はそう多くはありません。
出来る練習も限られていますので、サクサクと始めていきます。
たくさんある運動を進めながらも、やっていて「心地良い」と感じる動作を素直に感じ取っていきます。
同じ動作であっても、ちょっとした工夫で「気持ちよさ」を感じますので、それも覚えておいたり記録していきます。
そうした取り組みを続けると、自分が心地良いと感じる練習の傾向が分かってきます。これをまとめておき、次回の練習の参考とします。
私は朝の練習を始めた頃は武術だけに専念しようとしていたのですが、のびのびと練習した方が気持ちよく、結果的に続けられることが分かったので、現在の様な呼吸法や入念なストレッチを中心に行うようになりました。
運動負荷の高い武術の練習はその後の方が良いです。
<<●2.運動後の食事のおいしさを知る>>
朝の呼吸法は格別の効果があります。
新鮮な空気が肺を満たしてくれます。
内臓が過不足なく動いてくれるので空腹も感じているはずです。
そしてその後の朝食です。
適度に体を動かしたおかげで完全に意識も目覚めています。
豪華でも手が込んでいるわけでもないですが、いつもの朝食を作り、食べるととても美味しく感じます。
運動そのものの心地良さを味わった後に、食事の美味しさも感じるのですから、これはもう良い感じに一日の始まりを迎えていると言えます。
家族との会話も弾み、そのまま仕事へと向かいます。
ああ、明日もこうして食事をしたい。心地良い朝の時間を迎えたい。
私の場合はこれが朝起きる理由になります。
<<目が覚めた、一日が始まる>>
朝、目覚めるに足る理由があると、それだけで活力がわいてきます。
一日の一番初めに心地よく体を動かすという取り組みは、そうした目覚める理由付けに繋がります。
私にとって朝の練習は、充実した生活の始まりとして「目覚めるに足る」とても良い習慣となっています。
———-
立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す 岩見より