OPTUSのSIMフリーカードのアクティベート作業はAddressの入力で悔しい思いをしましたがトライアンドエラーは楽しかったです
失敗は終わりではなく次の機会の礎(いしずえ)になると思っている岩見です、ごきげんよう
オーストラリアのポートダグラスにあるホテルの一室。
座り心地の良いソファーに身を沈めながら、わたしは悩んでいました。
「うーん、SIMカードのアクティベート(有効化)できないなあ」
止まっているのは”オーストラリアのキャリアを使ってインターネットにつなげる”取り組み。
旅行中に挑戦しようとしていることの一つが作業途中で止まってしまいました。
手元のiPhone7PLUS(SIMフリー版)で入力を続けているのですが”failed(失敗)”の表示が出てきて先へ進めない状態が続いています。
なにが失敗の原因なのかさっぱりわからない状況に先程から首をひねりっぱなしです。
今回はそんな悩ましい状況である「はじめて海外でSIMフリーカードをアクティベート(有効化)~トライアンドエラー編」です。
前回の記事とは打って変わり、ピタリ止まってしまった作業と顛末をご覧ください。
(内部リンク:オーストラリアでOPTUSのSIMフリーカードのアクティベート(有効化)に挑戦。作業の流れを把握して道具を忘れないようにする)
目次
作業が止まった「Address」という項目
順調に進んでいたアクティベートに向けた入力作業。
「このままいけば、すぐに終わりそうだな。」と思っていました。
しかし、ある項目で進まなくなりました。
その項目は「Address」。
この項目で何度も”failed(失敗)”を見ながら時間ばかりが過ぎていきました。
Address(住所?)の入力でつまづく
入力する項目のひとつに「Address」というのがありました。
「Addressということは住所、ね」
わたしは深く考えずに日本の現住所を入力しました。
”failed”の表示が出ます。
どうやら失敗のようです。
もう一度入力しましたがやはり失敗です。
少し考えてみました。
よくよく考えてみれば、オーストラリアの会社であるOPTUSが日本の住所を知ってどうなるわけでもないだろう推測しました。
この項目の「Address」とはオーストラリアでの滞在先を入力するのが正解だろうと考え、再び入力を始めます。
滞在中のホテルの住所をガイドブックを見ながら英語で入力しました。
”failed(失敗)”
「おおぅ、マジかよ…」思わず声をあげて天を仰ぎます。
ただ、どうやらオーストラリアの地名を入れることは確かなようです。
途中まで入力するとホテル付近の通りの名前などが出てきます。
その後もこの状況をヒントに何度か入力しましたが”failed”は消えませんでした。
ここまでの”failed(失敗)”となった流れの一部を紹介します。
・日本の住所→失敗
・滞在ホテルの部屋番号まで入力→失敗
・滞在ホテルの住所→失敗
・滞在ホテルの付近の通り(ストリート)の名前→失敗
その他もろもろ→失敗
「今日はもうこのくらいにしよう」
ひとまず「Address」の入力は断念しました。
OPTUS公式アプリを利用しようとしたが「App Store」につながらない
「Address」の入力が失敗続きなので、他の方法はないかと調べました。
すると「My Optus」というOPTUSの公式アプリがあり、そこに必要事項を入力しておけばスムーズにアクティベート出来ることが書いてありました。
日本で調べていた時もこの情報は知っていたのですが、そこまでする必要はないだろうと考え、アプリをインストールしませんでした。
しかしこのままできたら出来る手は全てやっておきたいと思いました。
どこまでできるかわかりませんが、アプリのインストールを試みました。
(外部リンク:iPhoneアプリ「My Optus」)
「なんで、App Storeにつながらないんだ?」
待てど暮らせどiPhoneからApp Storeのアプリを選択する画面にたどり着きません。
念のためカバンにしまった日本のSIMカードを取り出して差し替えてみました。
しかしこのカードでもApp Storeを表示してくれません。
思わず「ブルータス、おまえもか」とつぶやきながら机に突っ伏します。
どうしたんだApp Store
俺はあと何回「Address」を入力すればいいんだ
App Storeは応えてくれくれません
ただ真っ白な画面が表示されるだけでした。
こうして急場しのぎの思い付きはあえなく初手でつまづきました。
なぜApp Storeが表示されなかったのか、理由はわかりません。
いずれにしても「My Optus」はインストールできませんでした。
「次にオーストラリアに来るときは、あらかじめインストールして設定を済ませておこう」
そう心に決めて公式アプリのインストールをあきらめました。
Address入力は完了するも時間切れに泣く
翌日、もう一度Wi-Fiにつなぎ直してアクティベートを進めていきます。
何度か入力して分かったのですが
日本の住所でいう「*丁目*番地*号」の「号」に相当する部分まで入力すると失敗の表示が出るようです。
細かいことはわかりませんがある程度ザックリとした範囲の住所で、かつ最後が番号で終わるようにすると次に進めるようです。
・ホテルのある通りの名前だけ→失敗
・ホテルのある通りの名前と適当な番号→成功!
どうやら、滞在している住所でなくても良かったようです。
どちらにしてもこれでようやく先に進めます。
(今にして思うと、このAddressって住所ではなくてアクセスポイントのことなのかもしれません)
さて、次の項目である「料金プラン」です。
ここでいうプランとは「既に支払っている10ドル分を超過した場合の追加料金」のようです。
SIMカードを買った時に店員さんがメモしてくれた一日2ドルのプランを選ぶだけだと思います。
しかしここで他の用事が入り、時間切れとなりました。
料金プランの選択も終わりませんでした。
残念ですがここまでのようです。
ちょっとお話ししたいこと
初挑戦となった海外SIMカードのアクティベートは、こうして時間切れによって幕を下ろしました。
残りの作業はケアンズに移動してからにしましょう。
悩んだり、唸ったり、アイデアにわきあがったとおもったら、うまくいかなくて落ち込んだりと、いろいろ慌ただしい経験でした。
完遂できずに時間切れとなってしまっことに悔しさを感じましたが、
トライアンドエラーを繰り広げることは楽しかったです。
今回のことも旅の思い出のひとつとして胸に残りました。
次回は後編、解決に向かって動き出します。
このSIMカードはキャリアにつながるのか?
ケアンズに移動することによって得られた最大のメリットは何か?
そんな話をしたいと思います。