中国拳法の教室、正宝内家拳研究会では3つの流れで練習します
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創造と工夫、心に明かりを
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2015年1月5日午後19時45分。正宝内家拳研究会の稽古が始まりました。
年が明けて、稽古場に顔を出してくれた人達も心なしかリラックスした様子です。
「では、今年も一年頑張りましょう。よろしくお願いします!」
そんな感じで、いつもと変わらない感じで始まりました。
今回はそんな風にいつもと変わらない
当会でのごくごく普通の稽古内容について説明します。
●まずは準備体操から
●その場での練習
●移動を伴う練習
中年会社員武術家JunoIwamiはこうした変わらない稽古の積み重ねが大事だと思っています。
目次
まずは準備体操から
まずは体を慣らす事から始めていきます。
屈伸や伸脚などの基本的な動作から、中国拳法以外ではあまり見ない柔軟体操などを行います。
ここでしっかりやっておかないと、ケガなどが恐いのです。
基本的な準備運動の中にも意外な発見や工夫のしどころがたくさんあるので、その辺りを共有する事も目的としています。
その場での練習
その場で、立った状態で練習を行います。
移動が殆どないため「その場基本」と呼んでいます。
主な練習内容は足を固定した状態での五行拳(形意拳の基本の動き)です。
あえて足を固定する事で、それ以外の体のパーツの動かし方や意識の流れを確認する重要な練習です。
形意拳らしい力強く明確な力の出し方はこうした地味で丁寧な稽古が役に立ちます。
またどんな武術でも必ず出てくる重要要素「重心」や「軸」についてもここで多くの時間を使って練習します。
移動を伴う練習
一通り動きを確認しましたら、今度は移動を伴う練習となります。
例えば、先ほど話に出ました「五行拳」を型のとおりに足を運びながら、移動しながらゆっくりとやっていきます。
また「重心」や「軸」をどのように動かしていくかなどもここで練習していきます。
他にも、足さばきや歩法、二人一組になっての間合いの取り方など、様々な練習や稽古があります。
段々と武術らしい内容になってくるので、期待と緊張感が高まります。
熱く、でも冷静に稽古に取り組む事が上達の鍵です。
おわりに
当会のザックリとした稽古の内容を紹介させていただきました。
本来はこの後に応用稽古などがありますが、それはまた別の機会に説明出来ればと思っております。
特別な稽古ではありませんが、工夫と努力を積み重ねていく事で高みに手が届くと信じ、今日も稽古にいってきます。
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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す 岩見より
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