中国拳法の教室にて、いつもの稽古と復活の男と創り上げたい場所
月曜日の夜はわたしが開いている中国拳法の教室「正宝内家拳研究会」の稽古日です。
地元である東京都北区の公共施設を使って稽古をしています。
教えるのは中国拳法の中の形意拳を中心に、体の使い方(操体法)、呼吸法といった内容も教えています。
最近は心の学びを含めて、ものの考え方、とらえ方についても話が出ます。
今回もそうしたいつもの内容をちょっとだけ工夫しながら伝えていこうと思いました。
すると
「どうもー」と、ひとりの男が入ってきました。
「おお、ひさしぶり!」思わず声が上がります。
仕事の関係でなかなか来られなかった人がひさしぶりに顔を出してくれました。
互いの近況報告をしあってみると、いろいろと状況の変化があったようです。
まあ、わたしも人のことは言えませんけどね。
なかなか顔を見れなくてどうしているのかなと思っていましたが、こうして会えたことが素直に嬉しいですね。
一通り話がすんだら、稽古の開始です。
呼吸法、軸の整理、身体各部の連動、足裏の意識などについて説明と実践です。
そして基本の五行拳をやりました。
いつもの稽古、少しの工夫、そして確かな実感。
そうしたことをいつものように提供し、各自で深掘りしてもらいます。
今回はいつもと違う人が加わったこともあり、少し基礎に立ち返るような内容にしてみました。
いつも教室に来て稽古をしてくれる人、こうして復活してくれる人。
いずれもありがたいことです。
いつものメンバーがいつものように集まれる場所
ちょっと足がの遠のいてもフッともどってこられる場所
そこでは中国拳法の形意拳を軸に習いながら
自分の体という財産を使っていうことの実感を高めていく。
体を動かしながら体を整え
話をしながら心にある重石のような感覚をときほぐしていく。
中国拳法と心の学びをうまく取り入れ
その人の持っている体と心の両方を整え発揮できる場所であること。
今後もそうした場所にしてきたいなと思った今回の稽古でした。