第7回板橋区武術太極拳競技大会 積み重ねの結果は不調をこえてやってきた
創造と工夫、心に明かりを
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Junoiwamiは「第7回板橋区武術太極拳競技大会」において
いままでとれなかった部門第一位をとりました。
それはとてもうれしいことでした。
ですがもう一つ
わたしにしか味わえない喜びもありました。
ある意味
第一位をとったことよりうれしかったその理由とは
今回はそんなお話です。
・不調、回復せず
・心の不調は体も崩す
・積み重ねは不調をこえて
目次
不調、回復せず
実はこの日の前日、とてもショックなことがあり精神的にとても落ち込んでいまし
た。
私事のため内容は伏せさせていただきますが
本当に昔から「この一件だけは…」という内容が
よりにもよってこのタイミングでおこりました。
なんとか回復させようと
一生懸命に自分を鼓舞しましたが
結局は不調のまま
調子は戻りませんでした。
心の不調は体も崩す
心の不調は身体面にも表れます。
形意拳の要(かなめ)である「突き」のため
拳を握ろうとしてもどうしても握り込めません。
手足の動きがバラバラで連動感がありません。
しおれた花のように
枯れた木のように
そんなスッカラカンな状態の身体を引きずって会場に入ったのを
今でも覚えています。
積み重ねは不調をこえて
そんな状態でもわたしはわたしは全力で演武をおこない
そして1位をとったのです。
自分自身に叫びそうになりました。
「こんなに不調でも体は応えてくれた。応えてくれたぞ、コンチクショウ!!」
いままで培ってきた稽古があったのです。
今日、昨日だけの話ではないものがあったのです。
そんな地味で、誰にも理解されない稽古が
不調の心身を引きずってでも体を動かし
そして満足な結果を自分に送ってきてくれました。
ひとつひとつの
けっして大きくはないけど
それでも大事に取り組んできたことが花開いたような感覚でした。
今まで積み重ねてきたことは
体の不調をこえてやってきました。
今までの努力の成果が
自分が苦しいと思った時にこそでてきてくれたことは
わたしにしびれるような感激をもたらしました。
これが私にとって、ある意味第一位を取れたこと以上の喜びを感じさせてくれたことです。
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立ち止まっても倒れても、また人は歩き出す Junoiwami(岩見)より
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