ソロキャンプは寂しくない〜人との出会いと世界を感じることがつながりになる

「ソロキャンプ をしている」と言うと

寂しくない?
怖くない?

と決まってと聞かれる。

ソロキャンプに興味があっても実行しない人も

寂しそうだから
なんか怖そうで

と言って踏み出せないパターンをよく見る。

幸いわたしは初めてのソロキャンプからずっと、寂しさも怖さも感じたことはありません。

そこにあるのは充実感、豊かな感性、楽しさ。

今回はわたしの経験からなぜ寂しくないかを書いていきたいと思います。

ポイントとなるのはつながりを楽しむこと

人との出会いにつながる行動をとり
世界を感じる時間を作る

この2つをやれば、ソロキャンプはひとりでありながら命に囲まれ、縁を感じる豊かなイベントになるのです。

目次

人との出会いにつながる行動

ソロキャンプには圧倒的な自由さがあります。

ひとりでい続けることを選んでもいいです。

でも、ひとりだからこそ

声をかける、話しかける

ただそれだけ

それだけで世界が広がります。

声をかけて交流をはかる

ソロとはいえキャンプ場で活動することに変わりはありません。

そしてよほどのことがない限りキャンプ場を利用する他の人(キャンパー)がいます。

なのでその人に声をかければいいだけです。

隣にテントを張った人でもいいです
格好の良いアイテムをそろえている人でも
こだわりのスタイルが見える人でも

そんな自分の感性にヒットした人に声をかけてみればいいのです。

軽くあいさつをする、すれ違う、目が合う。

軽い接点を何度かやっているうちに話しかけるタイミングはいくらでもやって来ます。

「スゴイ装備ですね」などと話し始めれば笑顔で応じてくれます。

今まで拒否されたことなど一度もありません。

眼差しが透明になり、距離感がグッと近くなる。
初めて会ったもの同士が意気投合する。

このやり取り、瞬間は仲良しのグループキャンプでは味わえない瞬間です。

互いのこれまでの話やこれからやりたいことなど、話は広がっていきます。

ある意味、旅先での出会いというゆるいつながりだからこそできるオープンな関係性。

最後まで名前をお互いに聞かず、言わず
時には立ち話で、時には焚き火を囲みながら
キャンプという共通の土台の上で語り合う。

そこには楽しさがあって、寂しさなどは微塵もありません。

どんなことを聞けばいいかの参考になればと思い、わたしがよく見るYouTubeのリンクを貼り付けておきます。

世界を感じる時間を作る

世界を感じ、今いる空間を楽しむ時間を持つ。

ソロキャンプの圧倒的自由さはその時間をもたらしてくれます。

自分が世界とつながっている感覚があると、人が周りにいなくても寂しさや孤独を感じることはありません。

普段は家の中で寝起きする自分が、テントという薄い囲いの中で寝起きするシチュエーション。

地球、土地、空気といった世界との交流
それを感じている自分自身との交流。

他人が介在しない、ひとり静かにすごす環境

ソロキャンプは自分自身と世界を普段より強く濃密に感じさせてくれます。

やってみるとわかるけど情報量は結構多いです。

太陽の輝き、地面の固さ、空気の温度、草花の香り、風の流れ、川の音

木々のざわめき
月の光
空に浮かぶ雲

虫が飛び、花は彩りを示す

自然と生き物
命に囲まれている自分を感じている。

デジタルコンテンツなどはかえってノイズにしかならない。

生々しく柔らかい、アナログな感覚。

自分と世界の交流にさましさを覚えることはなく

むしろ静かで落ち着いた聖域にいるような気分になれます。

ソロだからこそ出会いがある

ソロだからこそ出会いがある。
キャンプに行くたびに感じます。

その出会いとは
他のキャンパーさんであったり
今まで気がつかなかった周囲の自然であったり
自分との出会いであったりもします。

これだけの出会いと発見があるソロキャンプ。

寂しさなんて、どこにあるのでしょう?
ゆるやかで穏やかな充実感があるだけです。

もしこの記事でソロキャンプに興味を持ってもらえれば幸いです。

それでも、もし、どうしても寂しさや怖さに一歩が踏み出せないなら、わたしに声をかけてください。

すぐに出来るかはわかりませんが
「一緒に遊びませんか?」と誘わせてください。

ソロキャンプでも連れ立っていくことも、またひとつの出会いだと思うのです。

そうすればきっと寂しくない。
話して、世界を感じる体験をしていきましょう。

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