みよりふるさと体験村ソロキャンプ1 風景と食事と川の光(2020年6月〜日光中三依温泉男鹿の湯)

3ヶ月ぶりにソロキャンプに行ってきました。

行き先は「みよりふるさと体験村」
栃木県日光市の中三依(なかみより)温泉に併設されているキャンプ場です。

はじめて訪れる場所へ電車で向かいソロキャンプを満喫しました。

緑あふれる風景、様々な生き物の声、川に射し込む虹色の光

なんでも美味しく感じる食事

どれもが心を満たしてくれました。

今回の話は久々のソロキャンプ。

みよりふるさと体験村ですごした夕方までの様子をお送りします。

自然に触れ合う機会を増やし驚きを味わいたい。
自分の感覚を強く感じる経験を重ねていきたい。

そんな気持ちを味わえるキャンプでした。

目次

みよりふるさと体験村

「みよりふるさと体験村」は日光市栃木県日光市中三依(なかみより)にある中三依温泉に併設されたキャンプ施設です。
(外部リンク【公式】日光 中三依温泉 男鹿の湯−みよりふるさと体験村

一時期は災害(2015年9月9日の大雨)により閉鎖されていましたが、クラウドファンディングにより資金を集め、復活した経緯があります。
(外部リンク【日光の穴場】中三依温泉の“要” 『男鹿の湯(閉館中)』に再び火を灯す – クラウドファンディングのMotionGallery

気さくでおだやかなご夫婦が運営されていて、わからないことも丁寧に教えてくれました。

メインとなる温泉施設(利用料金は600円)と3つの区画からなるキャンプ場(利用料金は1500円)があります。

(温泉施設とそれぞれのキャンプ場については後ろに書きました)

到着、みよりふるさと体験村

北千住からリバティ会津に乗り込みのんびりすること二時間半。
11時45分に中三依(なかみより)温泉駅に到着です。

「特急が停車する無人駅」というキャッチフレーズに偽りなく、誰もいないホームを出ます。

駅前のロータリーから出ると「中三依温泉 男鹿の湯 みよりふるさと体験村」と看板が目立ちます。

写真を撮りながらのんびり歩く。
約8分ほどで迷うことなく目的地である「みよりふるさと体験村」に到着です。

出てきてくれた女性スタッフさん(奥様でした)にあいさつしてチェックイン。
事前にいただいていたメールを確認しながら説明してもらいました。

今日はわたしの他は前の日から宿泊している3人グループの人たちだけのようです。
(その後、当日泊でおひとりソロキャンプの人が加わり、合計5名が利用していました)

そのため敷地内にある3つのキャンプ場のどこを使ってもかまわないとのことです。

のんびりソロキャンプを味わおう

テントを張るのはどこにしようか

さっそくテントを張るための場所を探しをします。
「どこでも好きな場所にテントを張っていいよ」というフリーサイトスタイルなので好みの場所を探します。

このキャンプ場は3つの区画があり

1. ソロキャンパーが優先して利用できる静かなAエリア(森エリア)

2. 主にグループが使うトイレも近いBエリア(元々スキー場だったので傾斜あり)

3. バーベキュー場が隣接するグループが良く使うCエリア(車で来る人達はここを選ぶ)

わたしが利用したいのは1(Aエリア)か2(Bエリア)。
両方のエリアをウロウロして適当な場所を決めます。

両方とも草が良く生えています。
見ようによっては「空き地」にしか見えないのも頷ける。

生え放題の草は寝るときにクッションになりそう。
下手に整備されてゴツゴツした場所にされるよりこっちの方が良いかも。

Aエリアも悪くないですがBエリアの方が広く、開放感があります。
せっかく一人しかいないのだから広々使えるここを拠点にしましょう!

テント設営は時間をかけて

テントの設営は急いでやれば20分とかからずに終わるのですが、のんびりとやっていきます

自分のペースで、感じられることを感じながら

90分ほどかけてテントとタープを設営し荷物整理をしました。

地面が土なのでペグの打ち込みが楽なのは良かったのですが、傾斜している地面の上でテントを設営するのが難しかったです。
精進せねば。

体に悪そうな食事でも青空の下ではこんなにも美味い

14時30分、腹ごしらえにします。

サッポロラーメンの袋麺と魚肉ソーセージ。
あとはリンゴ。
豪華さより手軽でゴミが少ない選択。

お湯を沸かして袋麺(サッポロラーメン味噌味)を放り込み

しばらくしたら粉のスープを入れてかき混ぜて終わり。

手抜きも手抜き、いいんですよこんなもので。

どう考えても体に悪そうな食事。

でも、青空の下ではこんなにも美味い。

デザートはニュージーランド産のリンゴ。

食べてみると「あんずか?」と思うほどの酸味とほのかな甘さ。

沸かしたお湯でいれたインスタントコーヒーでしめくくる。

なんでも美味に感じる魔法のようなシチュエーションだ。

自由時間を満喫しよう

自由時間!
ソロキャンプの圧倒的自由さを満喫しましょう。

周りの風景を見たり、聞こえてくる音に耳を澄ませてすごしていきます。

原っぱに白や黄色の蝶が舞っている
裏にある木々の中からも虫や鳥の声が響きます。
遠く汽笛が聞こえたと思ったら目の前の駅に電車が止まる様子は他のキャンプ場では見られないでしょう。

ただ草が多いので虫も多いです。
アブの羽音が近づく度にいつ刺されるのかとヒヤヒヤしていました。
(虫除け必須です。今回は一回も刺されなかったので良かったです。)

なんとも開放感ある状況。
アースカラーのテントが山や木々に埋もれて保護色になっているのがいい。

そんなとりとめもないことを感じる、自分だけの時間。

キレイな川に射し込む虹色の光

歩いていると「男鹿(おじか)川への裏道」と書いてある看板を見つける。

裏道を下っていくとキレイな川。

写真を撮ろうとしたら、画面越しに虹色の光が差し込んでいた。

とても幻想的だった。

この虹色の光はなに現象というのだろう?
そう思ったが深くは追求しないことにする。

名前がない方がロマンがあっていい。

自然からのプレゼントだ。そう思うことにする。

男鹿川は2018年関東一級河川の中で水質No.1らしい
「サイダーゼリーのような色」というのもなるほどと感じる。

水をさわってみるとひんやりとしていた。
ここでスイカとかビールとか冷やしたら美味しいだろうな。

水遊びもきっと楽しいだろう。
家族連れが楽しく遊んでいる様子が目に浮かぶ。

気づけば夕方

気がついたらもう夕方。

もうすぐ温泉にも入れます。

夕方から夜にかけてはどんな過ごし方をしようか。

そのなことを考えながら、過ごしています。

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