ポートダグラスに向かいながら港や街での買い物を楽しみオーストラリアの人との距離感に心地よさを味わう
はじめて訪れる街へのドキドキ感に心をおどらせる岩見です、ごぎげんよう。
オーストラリア旅行の初日、ケアンズから車で北へ90分ほど走った場所にある「ポートダグラス」という街にむかいます。
日本で売られている観光ガイドブックでもせいぜい見開き2ページあるかないかの、あまり聞き覚えのない街です。
そんなポートダグラスへケアンズ空港からの移動中、「リーフマリーナ(THE REEF MARINA)」という小さな港とメインストリートのある街に寄りました。
今回は港や街での買い出し
休憩場所で感じた開放感
オーストラリアの人たちの人との距離感について感じたことです。
目次
リーフ マリーナ~船とお店の集まる小さな港
リーフマリーナはこじんまりとした休憩所といった趣の場所です。
桟橋には船が並び
施設の中にはお土産屋さんや観光案内会社があります。
<関連ページ>THE REEF MARINA(外部リンク:英語)
食事が出来る場所もあり、いい匂いが漂います。
わたしが注目したのは酵母の匂いを漂わせる「ヘミングウェイ」というお店。
自家製のビールを作っており、そこから漂うビール酵母の香りが私を引きよせます。
いくつも並ぶステンレスタンクを見ながら、ここで作るビールはどのような味だろうと想像します。
すごく飲みたかったのですが、まだこれから行くところもあるので遠慮しました。
また日をあらためていきたいものです。
待っててくださいよ、ヘミングウェイさん!
街での買い物と広場での休憩
リーフマリーナから10分程度移動するとマクロッサン・ストリート(Macrossan Street)というメインストリートにでます。
ここがこの地域で一番大きな観光地のようです。
大型スーパーマーケット「coles」を中心に様々な店が並んでいます。
レストラン、おみやげ、カフェ、雑貨、アクセサリー、フィットネス
オーストラリアらしい開放的な服が並ぶ店
不思議な雰囲気のアジアンテイストあふれるお店
いろいろです
日本人はほとんどいません。ヨーロッパ、アジアなどから来ているようです。
ほとんどが新しいお店ばかりですが、中にはこうした趣のあるお店もあります。ブラブラしているだけでも楽しいです。
国際色豊かな食事どころ
食事の種類は想像以上に多く
肉とポテトとビールといったアメリカンでありながらもオーストラリア風にアレンジされている定番メニューから
魚介類を中心としたもの
軽食もたくさんあります
ちょっと脇道に入るとベトナム料理、韓国料理、インド料理なども軒を連ねていました。
価格は安くて8ドル(約700円)くらい。
メインストリートにあるお店では普通で16ドル(約1500円)くらいでした。
そこで働いているお店の人はなんだか楽しそうです。
スタッフ同士で雑談に花を咲かせています。
本当に笑顔が素敵で開放的です。
お店に入ろうと表に出されている看板やメニューを見ていると気さくに声をかけてきます。
この声のかけ方というのが日本の「いらっしゃいませ」的なものではなく
「よう、兄弟!」みたいな気さくな感じです。
フレンドリーなのは気持ちがいいです。
スーパーマーケットで買い出し
宿泊するホテルからこの通りに来るまで少し距離がある場合はスーパーマーケットに寄ることをお勧めします。
スーパーとその隣にあるお店でお酒とつまみを買いだめするためです。
私の場合は片道5ドルのシャトルバスを利用するか、徒歩で歩く必要がありました。
「だったら、今のうちに買いだめしておこう。」
わたしはスーパーマーケットでつまみやお菓子を買い
となりの酒屋でワインを買いだめしました。
(ウィスキーが日本の2倍以上の値段だったのは正直おどろきました)
水辺を見ながらひと休み
メインストリートを北から東に向かって歩くと飲食店のたたずまいや立ち並ぶお店の内容も変わってきます。
区画の外側に位置する飲食店であるため、北から北東に向けてにテラスのようにすることで海が見える開放的な形にしています。
他の店はサーフィンやマリンスポーツに特化したお店が多くなっています。
わたしはそうした店を見ながら北のほうに歩いていきます。
やがて海が見えてきました。
芝生、ベンチ、回るスプリンクラー
青い海と広がる空
よい、景色です。
水辺に並ぶベンチと、そこに座る人たち
なんと絵になる光景ではないですか。
陽射しの中、少し歩き疲れた足をそこで休めていました。
ちょっとお話したい事
オーストラリアは人も土地も大きさと開放感を感じます。
メインストリートを歩くだけでも楽しかったです。
日本の観光地のように幟(のぼり)がないため歩きやすく、見た目がスッキリしているのも好ましいです。
店員さんとのやり取りも気さくです。気持ちいです。
なぜなんだろうと考えてみると
日本だと「いらっしゃいませ」というお客様専用の言葉があるのに対して
オーストラリアだと「ハーイ!」とか普通のあいさつのままなんですよね。
だからスタッフ同士が談笑している笑顔のままでクルッとこちらを向く。
そして「あたらしい友達が来た」的な感覚でそのまま声をかけてくれる。
わたしはそんなお客様扱いではない「いい感じに雑な扱い」に心地良さを感じたのかもしれません。
初めてきたポートダグラス
太陽が高くなってきた空の下で白いベンチに座りながら
そんな印象をかみしめていました。