ハートリーズ・クロコダイルアドベンチャー~オーストラリアらしいクロコダイルの迫力と珍しい動物たちにテンションがあがる!
クロコダイルとアリーゲーターの違いがよくわかっていない岩見です、ごきげんよう
オーストラリアの動物園「ハートリーズ クロコダイルアドベンチャー」
名前の通り「クロコダイル」に愛を注いでいます。
今回は看板動物である「クロコダイル」を存分に楽しむクルーズと動物園内のそこかしこにいるワニたち。
そしてクロコダイル以外の珍しい、あるいは愛らしいと感じた動物たちを紹介します。
(外部リンク英語)「ハートリーズ クロコダイルアドベンチャー」
目次
水の中から迫る影!大迫力のクロコダイルクルーズ~Hartley’s Lagoon
クロコダイルクルーズ「ハートリーズラグーン」は30人乗り位の船に乗って動物園にある池を周回していくアトラクションです。
産卵場所も兼ねたこの池には多くのクロコダイルが生息しています。
100歳を超える長老格や血気盛んなオスのクロコダイル、やや小ぶりで数が多いメスのクロコダイル。
エサの御相伴にあずかろうと集まる「世界で一番おろかな鳥」と言われている小鳥たちがいます。
このアトラクションはクロコダイルの生態などの説明を聞きながら池をグルーっと回って終わるだけではありません。
船を操舵しているナイスガイな男性スタッフがおもむろにエンジンを止めます。
そして竹竿の先に鶏肉をぶら下げてスーッと池の方に伸ばしていきます。
「そおい!」
ザッバア!
池の中からクロコダイルが飛び出してきます。
ピントのブレて驚き様を察してください。
しかしスタッフさんも慣れたもの
「させぬわ!」と竿を引きあげます。
この瞬間、わたしのなかでこのスタッフさんは「クロコダイル・ダンディ」と名付けられました。
がんばれダンディ!
むなしくエサを取り損ねたクロコダイルは「ガコンッ」と歯をかみ合わせる音を響かせながら水面に戻っていきます。
いやはや、すごい迫力です。姿も、音も。
公式のホームページにもダンディとクロコダイルの写真はあります。
(外部リンク英語)「Hartley’s Lagoon」
個人的には水面からまっすぐに「ミョーン」と出てきているクロコダイルの姿に妙なかわいさを感じました。
ダンディ(と鶏肉)vsクロコダイルのバトルは船の左右でやってくれるので船のどちら側にいてもみることができます。
勇猛なクロコダイル
ヒラリとかわすマラドーナのようなダンディ
迫力のバトルをよく見たい人は船のヘリに近い席に座ることをお勧めします。
わたしは通路側に座ってしまったので地味に後悔しています。
ダンディは奮戦しますが、最終的にはクロコダイルに鶏肉を奪われて終了です。
クロコダイルは満足げに水の中に帰っていきます。
「おー!」っと拍手が上がります。私も手を叩いていました。
ダンディもクロコダイルさんもおつかれさまでした。
家族連れに天日干し、たくさんのクロコダイルがそこかしこ
ハートリーズ クロコダイルアドベンチャーにいるクロコダイルたちはこの池以外にもいます。
園内は大きく4つのエリアに分かれていて、入り口すぐとなりがクロコダイルのエリアです。
川に、池に、地面に
一匹で、ペアで、3匹以上で
遊び、もぐり、かわかす(天日干し)
さすがに通路に寝そべっているのはいませんが
通路脇のフェンスに寄りかかっているのを見たときは「ウォッ!」と声を上げて驚きました。
普通にさわれる距離です。
でもビビッてさわれませんでした。
どうやらわたしはクロコダイル・ダンディには程遠いようです。
大きさもいろいろで2メートルくらいのサイズから
胴回りだけでも大きすぎて、尻尾まで含めるとバカバカしくなるくらい大型サイズまでいます。
わたしたちの感想や心境をよそに
ワニ地帯にいるワニたちはそれぞれの生活を営んでいるようです。
平和に、自由に、あるいは固まって
単独で、あるいは他の動物(主に鳥たち)と共存しながら
自分たちの世界で生きています。
ちょっと強面(こわもて)で
その実、優しい紳士と淑女
そんなワニの姿は人間と大して変わらないようにみえました。
他のフィールドの動物たち
せっかくですので珍しいあるいは愛らしいと感じた動物を紹介しましょう。
お気に入りはズングリ系
まずはこれ
首がグリンッ!って回っていたのでフクロウの一種だと思います。
警戒心ゼロ
ずんぐりムックリなからだつき
つぶらな瞳が愛らしい
そのままの君がいいです。
次はヒキガエルのまるっとした感じとトカゲのような尻尾が特徴の動物
やはり他人とは思えません。
何でしょうね。すごく親近感がわきました。
テンションをあげてくれた動物
多分、はじめてウォンバットをみました。
正面から見るとブタのような愛らしさがあるのですがわたしを魅了したのは歩く後ろ姿。
骨盤をゆらしながら歩く様子はまるで「モデル歩き」のようでした。
ちょっとやる気のなさげなオオトカゲ
脱力具合が夏バテを連想させます。
スリムな姿に高貴さがただよう鳥
歩く姿を真似してたら後ろの人に爆笑されました。
この辺りでテンションが振り切っていたのかもしれません。
高速で水を飲む目つきのするどい鳥
離れすぎず、さわらせずの絶妙な距離感を保つニクイやつです。
肉厚でたくましい「とさか」と色彩をはなつダチョウのような鳥
そのカラー、サイケデリックですね。
ちょっとお話したい事
クロコダイル・ダンディにはなれませんでしたが
クロコダイルの迫力や自然さを目のあたりにすることができました。
多くの動物たちがいて
鳥や他の動物たちもきれいで愛らしかったです。
この記事だけでは紹介しきれない動物たちがいました。
フェンスや柵はありますが基本的には開放的な感じです。
動物たちとわたしは同じ空気を吸い、同じ場所にいます。
「とても近くて一緒にいる」
そんな動物たちの様子を見て、大いに楽しみました。
テンションが上がっているのに心と体の緊張がほぐされていく不思議な感覚です。
これからは少しだけ、生活のなかに動物にふれる機会を増やしていくのもいいのかも知れませんね。
家の猫をいつも以上に可愛がったり
国内の動物園(第一候補は静岡県伊豆熱川にある「熱川バナナワニ園」がいいですかね)に足を運んでみようかなと、そんな風に思いました。
<前回の記事>
ハートリーズ・クロコダイルアドベンチャー~コアラを抱いたりワラビーに餌づけしてわたしの表情はやわらかくなる